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コンプレッサー講座番外編!サイドチェインを使いこなそう!

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こんにちは。

先日の記事でコンプレッサーの使い方に関して書かせていただきました。

今回はちょっと裏技的なコンプレッサーの使い方、サイドチェインをご紹介します。

 

サイドチェインとは

名前の由来等はよく分かりませんが、コンプレッサーにはサイドチェインという機能が搭載されているものがあります。

サイドチェインとは、ある音の音量が設定した音量を上回った時にだけ、また別の音の音量を抑える事ができる機能です。これだけだとあまりピンと来ないかと思いますが、簡単にいうと何かの音が鳴った時にだけ別の音を抑える事が出来る機能です。

通常のコンプレッサーと基本的には同じ事をやっているのですが、音量を抑えるトリガーとなる音と実際に音量を抑える音が別になっているという訳です。

 

サイドチェインが必要になる場面

サイドチェインの使い方には大きく分けると2通りあります。

 

まず一つ目は、音圧を出す目的でさりげなく使う方法です。特にバスドラムの音が鳴った時にだけベースの音を抑える、という使い方がとても多いです。

バスドラムとベースは両方とも低音が出る楽器なので、お互いの音が同時に同じだけの音量で常になっていると全体の音像が不明瞭になるだけでなく、バスドラムが鳴った時にだけ曲全体の低音が非常に大きくなりますので音圧も出しづらくなってしまいます。

サイドチェインを使うことによって曲の低音部分の音量を揃える訳です。

パラメーターの設定方法に関しては通常のコンプレッサーと変わりません。音量を抑えるトリガーとなる音と、実際に音量を抑える音が別なだけです。

この使い方はあらゆる曲で使う事ができるので覚えておいて損はないです。

 

二つ目の使い方は、あえて大げさに掛けて特殊な効果を狙っていく方法です。

これもトリガーとなる音はバスドラムになる事が多いです。テクノやEDMと呼ばれているダンスミュージック系で使われる事が多く、具体的にはバスドラムが鳴った時にだけベースとシンセの音量を大げさに抑えてフワフワいわせたりします。

手軽にカッコ良いダンスミュージックが作れ、音圧もかなり稼げるのでやってみる価値はありますが、勿論こればかり使うのは禁物です(笑)

 

DAWでの設定方法

ラック式のコンプレッサーの場合にはサイドチェインの使い方はシンプルで、通常のインプットに加えてトリガーにする音をサイドチェインのインプットにさせば良いだけです。

しかし、実際にサイドチェインを使ってみようという人の大半はDAW内のプラグインでやることになると思います。バスドラムの音が鳴った時にだけベースの音を抑えたい場合を例にとって説明させて頂きます。簡単です!

 

まずは音量を抑えたいベースの音の方にサイドチェイン機能のあるコンプレッサーを掛けます。ここから先は使うプラグインにもよるのですが、大抵はサイドチェインをオンオフするボタンがついており、それをオンにした後にトリガーとして使いたいトラックを選択するだけです。

 

注意したいのは、これはオーディオエフェクトなのでMIDIトラック等に掛けることは出来ない点です。サイドチェインをかける場合には必ずオーディオトラックにかけましょう。

 

まとめ

サイドチェインはバスドラムとベースが入っている曲であればどんな曲でも使う事ができる音圧アップのテクニックです。使えるようになりましょう。

時々は超大げさにかけて遊んでみるのも良いでしょう。ダフトパンクのようなカッコいい曲が作れるかもしれません!

 

それでは

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