こんにちは。
今回はDTM関連の話題とは少し逸れますが、音楽を演奏する上だけでなく打ち込みをする上でも僕が最も必要だと考えているリズム感について書きたいと思います。
今回は愚痴が多めです(笑)
リズム感の大事さ、それに向き合う人々の現状
音楽をやる上でリズム感が大事なんていう話は当たり前すぎてどんな人間だって知っているし、誰に言っても「そんなの当たり前じゃねえか」という顔をされると思います。ハイ、そんなの当たり前です。
しかし、どれだけの人間がその事に真摯に向き合っているかと言えば、経験上ほとんどの人がそれが出来ていないと僕は感じています。
ポップスやロックなどの軽音楽で使われる楽器の演奏を嗜む(楽器を持っている)人間の9割以上はかなり下手くそです。それは言い切れます。
そしてその原因のほとんどが自分のリズム感の無さを自覚していない、もしくは直す気がない人なのです。
特に自称ベーシストやドラマーにリズム感の欠片もない上に自尊心だけは立派な人間が多く、そんな人間を見ると面白いような悲しいような、複雑な感情に見舞われます。
如何せん楽器をやっている人間というのはプライドが高い人間が多く、指摘すると逆ギレされる事が多いので厄介です。そういうギタリストやベーシスト、ドラマー、そしてボーカリスト達には散々苦労させられてきました。
インディーズのバンドのレコーディングではドラマーがクリックに合わせて叩けなかったり(ライブでは上手くてもレコーディングでは力を発揮できないドラマーはかなりいます。自分で作ったリズムをキープすることとクリックに合わせて叩くことは違うのです。どのバンドかは聞きませんでしたが結構メジャーなバンドでもドラマーが使い物にならずセカンドアルバムまではスタジオミュージシャンが代わりにドラムを叩いているといった事もあるとレコーディングエンジニアから聞いた事があります。何年か前に聞いた時はそんなバカなと思ったものですが、今となっては信じられる…)、地下アイドルなんかのボーカルレコーディングではリズムやら音程やら色々ヤバい事になっているのが現状です。
楽器なんて結局は、リズムに合わせて楽器特有のアクションをするだけのものです。いってしまえばギターであればリズムに合わせて弦を弾けばいいだけで、鍵盤楽器であればリズムに合わせて鍵盤を押すだけです。(リズムリズムと言っていると音楽の微妙な表現を感じる事ができる風な人間が、「強弱」やら「表現」やらといった単語を出して来そうですが、そういう表現力だのなんだのの話はとりあえず全ての音をくっきりはっきり正確なリズムで出せるようになってから心配しましょう^ー^)
なんとか奏法とかいう100曲に一回出てくるか分からん奏法を練習するより、子供音楽教室からやり直した方がよくねえか?って人が多すぎます。
まとめ
とにかく、リズムというものはほとんどの音楽の根源と言えるくらいには重要なものです。根本的なリズム感がなければなんの楽器のなんとか奏法をいくら練習しても上手くなりません。
愚痴が多めというよりは全て愚痴になってしまいました。次回は実際にどんなリズムトレーニングが有効かということを話していきたいと思います。
それでは!