『いいサビが全然思いつかない!』
『同じ様なサビばかりできてしまう!』
そんな悩みはけっこう多いと思います。いつもいいメロディがなかなか思いつかず、曲は全然完成しない。まさにスランプ状態!!
こんな状況を打破する、良いメロディが思いつくヒントをまとめてみました。
1.良いフレーズをなぞる
良いフレーズがあるなら、思い切ってメインメロディも同じ動きをしてみましょう。普段伴奏とメロディは分けて考えるのが普通なので、逆に意外性があり面白くなることがあります。例えば良いボーカルさんなんかがいるとけっこうハマるのでおすすめです。レッチリとかそういった曲が多いです。ギタリストのフルシアンテのリフがカッコ良すぎて少々引っ張られてしまっている感はありますが。
2.伴奏を盛り上げてみる
メロディが思いつかなかったら伴奏をいじりましょう。サビで楽器を増やして盛り上げてみると、案外いいメロディが浮かんできたりします。いつもと違うコード進行を使ったり、サビで転調してみるのもおすすめ。曲の雰囲気がガラッと変わって違った視点でメロディを考えることができます。似た様なサビばかりできてしまう方はぜひ試してみてください。
コード進行が見つからない場合は、自分の好きな曲のコード進行を真似てみるといいと思います。例えばこの曲はサビとそれ以外の伴奏の差が激しいです。↓ここまでやるとけっこういいメロディが降りてきます。
3.メロディを繰り返す
コード進行に縛られている人はメロディを反復してみましょう。スケールを間違えていなければどんなコード進行でもハマります。短いフレーズを考えていろいろ試してみると面白い曲ができます。
この曲のサビも短いフレーズを反復して作り込んでいます。↓
4.サビとそれ以外にメリハリをつける
例えばサビ以外のメロディでたくさんの音が詰まっている時、サビは伸びる様な単調なメロディにしてみる。サビとBメロの音使いを対極にすることで、キャッチーなメロディに聞こえる場合があります。この手法は意外性も秘めているので曲そのものにメリハリをつけることができます。サビ以外をラップにしたりするバンドはとてもいい例だと思います。サビのメロディが際立つのでキャッチーに聞こえます。
終わりに
いろいろヒントをお伝えしましたが、個人的に最初からいいメロディが浮かんでいる方が曲自体もかっこよくなると思います。どうしてもメロディが思いつかない時にこの記事の手法を試してみて下さい。