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誰にでも分かる音楽理論講座その13 モードという言葉のせいで話がややこしくなっている

 

takuroq.hatenablog.com

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こんにちは。

今日はモードについて解説していきたいと思います。記事を書いてみてどのくらいの分量になるかちょっと予想がつきませんが、できるだけ一回で書き切りたいと思ってます。

 

モードとは?

実は僕自身もモードとは?という事を改めて考えてみた時に、どのように文章で説明すればいいのか良く分かりませんでした。ネット上に分かりやすい説明がないかと思い先程少し検索してみたのですが、イマイチピンとくるものは見つかりませんでした。

そして、そうしているうちに僕は思いました。モードって言葉のせいで話がややこしくなっている、と!そしてモードの話になると必ずイオニアンスケールやらロクリアンスケールやら色々出てくるので余計に難しそうだなと思ってしまいますが、これらのスケールはギタリストやピアニストが手癖として覚えて演奏の際に色々な曲の中でフレーズの使い回しが出来るようにする際に使うものですので(色々なスケールやキーでの手癖パターンの多さが演奏者のアドリブ演奏力といっても過言ではありません)、正直作曲の際にこれらのスケールを思い出すことはそんなにありません(飽くまでイオニアンスケールやらドリアンスケールやらといったスケール名の話です。モードの考え方自体は作曲においてもかなり重要です)。

 

で、僕の言葉で簡潔に説明すると、モードとはどのコードに対してどのスケールを使うか定義する事です。違ってたらすんません

普通にダイアトニックスケール内で作曲している場合にはそこまで必要になることはないと思いますが、ダイアトニックコード以外のコードを使った場合、そのコードが鳴っている間にどのスケールを使うことが出来るのか不明確になりがちです。まあ大抵はコードトーンやダイアトニックスケールから逸脱した音以外はそのキーのダイアトニックスケールを使っていれば違和感がないのですが、そこをハッキリさせるのがモードの考え方なのです。

 

さっきも少し話が出てきましたがモードの考え方には、イオニアンスケール、ドリアンスケール、フリジアンスケール、リディアンスケール、ミクソリディアンスケール、エオリアンスケール、ロクリアンスケール、という7つのスケールが出てきます。実際には構成音は全て同じなので、作曲の際にこれらの名前を思い出すことはあまりありません。アドリブソロを演奏できるようになりたいのでなければ覚える必要はありませんが、そのうち自然に覚えてくるので心配ご無用です(笑)

 

まとめ

今日はざっくりと概要の説明だけで終わってしまいました。次回からは具体的な話をしていきます。

 

それでは!

 

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