僕は普段ギターメインでDTMをやっています。なので『ピアノの弾き語りでお願いします!』って依頼が来ると涙が出そうになります。笑
ただ、やらねば飯は食えぬもの。現役のピアニストに教えてもらった、ピアノをかっこよく聞かせる方法をご紹介します。
1.超簡単な伴奏の作り方!
まずは伴奏です。伴奏は、左手でルート音をオクターブで抑えます。右手はさらにオクターブ上を3和音、もしくは4和音で抑えます。
あとは左手と右手を交互に弾きながらリズムをつけて完成です!
気をつけたいのは、右手はクローズして弾くことです。なるべく近い音でギュッと縮めて鳴らしましょう。
例えば、CからFに移行する場合、
ドミソ→ファラド
ではなく、
ドミソ→ドファラ
と弾きます。
ここまでできれば基本的な伴奏はOKです。バラして弾けばアルペジオになります。
2.コード毎にダンパーペダルを踏む!
ピアノの打ち込みに自信がない場合、ダンパーペダルはコードが変わるごとに踏んだ方がいいと思います。ベタ打ちになってしまってもごまかせ音色がリアルになります。
3.急降下はコードで!
サビに入るときなんかにピアノを『ビューンッ!』って急降下させる時がありますよね?僕はあれがけっこう難しくてうまく行かないので、コードのアルペジオを12連譜で急下降させています。Cなら
↑ドソミドソミドソミ↓
みたいな感じです。この方が音もはずれないので個人的にきれいに聞こえます。
4.ベロシティを思い切り下げる裏技!
一度ピアノを打ち込んでから、全てのMIDIのベロシティ(音の強さ)をギリギリ聞こえるレベルまで下げてしまいます。そのあとで、ダンパーペダルをしっかり踏むように設定して、音量を上げてみて下さい。小さいタッチのピアノはすごく柔らかい音になるので、不思議なことにとてもかっこよく聞こえます!
5.ベロシティの付け方はドラムと同じ!
ベロシティに関しては、ドラムと同じように考えて下さい。アクセントのある音を強く、それ以外を小さくメリハリをつけることでだいぶリアルなサウンドになります。
フレーズごとに強弱をつけるのも大切です。Aメロで小さめに弾いて、サビで大きく弾くような。ピアノは単体で色々な表情をつけられるので、強弱にはこだわってみましょう。
6.メロディをオクターブで弾く
ピアノが主旋律のメロディをオクターブで弾くと、感情がこもった音になります。オーケストラでもここぞという時にオクターブのピアノを足すと壮大さが増します!
また、悲しげな印象を与えたい時はオクターブでトリルしながら上昇したり下降すると雰囲気が出ます。
まとめ
参考になった手法はありましたか?『こんな技もあるよっ!』って方がいらっしゃったらぜひご教授下さいませ。心よりお待ちしております!笑
それでは!