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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その4 くるり - LV30

 

takuroq.hatenablog.com

 

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こんにちは。

本日は僕が大好きなバンド、くるりの『LV30』という曲のコード進行をご紹介します。

僕が通っていた専門学校の講師たちが口を揃えて絶賛していたのがくるりというバンドでした。共感しやすい(ちょっと情けないくらいの)歌詞や、気取らない雰囲気の歌唱スタイルにも好感が持てますが、勿論くるりの魅力はそういった部分だけではありません。コード進行やメロディーは勿論のこと、録音や音作りなどのサウンド面でも非常に水準が高いバンドだと思っています。

くるりは僕も大好きなので今後も何曲か登場するかもしれません。

 

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


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また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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くるり - LV30

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このLV30(レベル30)という曲が歌っているのが、ゲームの話であることはかなり明確です。いち作曲家であり、いちゲーマーである自分としてはアツいテーマの曲ではあります(笑)勿論歌詞だけではなく、サウンド面、コード進行においても非常に面白い曲なのでこの曲を選びました。

エレクトリックドラム調のスネアや、不規則なハイハット、突如挿入されるディストーションギターリフ、音程外れのシタールシタールかどうかは不明。それっぽい楽器です)など、サウンド面ではセンスを感じさせるアレンジとなっていて、超スローテンポな曲でありながら聴いていて飽きのこない曲だと思います。

 

Ⅰadd9 - ♭Ⅲ△7 - ♭Ⅶadd9 - Ⅵm add11

この曲でメインで使われているコード進行は上記のものです。add9(アドナインス)というのは、そのコードにナインスの音を足すという意味です。アドイレブンスなるものが存在するかは正直分かりませんが、Ⅵmにイレブンスを足すとこの曲っぽくなります。

もしかすると楽譜等には分数コードで表記してあるものもあるかと思いますが、おそらくそちらの方が演奏上分かりやすいからで、少なくとも音楽理論の話をするのであれば分数コードはなるべく使わない方が話が明確になると思いましたので、この書き方にしました(あと♭Ⅲ△7をⅠadd9 on♭Ⅲとかくと、Ⅰadd9の長三度の音がぶつかる気がします)。

 

この曲も前回に紹介したオアシスの曲と同様、色分けしたコードが同主調のコードとなっています。この曲はオアシスの『The Shock Of The Lightning』とは違い音圧感のあるロックなアレンジでは無いので、ふわふわとした浮遊感のある雰囲気の曲に仕上がっていますね。

 

まとめ

同主調転調は音圧感のあるアレンジよりも、今日の『LV30』のように空間を感じさせるアレンジのポップスや、静かなピアノソロ等で活躍する手法だと思います。

 

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