こんにちは。
本日は空気公団の『レモンを買おう』のコード進行をご紹介いたします。
ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。
また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。
空気公団 - レモンを買おう
今日の曲は空気公団の『レモンを買おう』です(っていうか、動画のライブ良すぎんだろ!!!笑)。
空気公団というバンドが有名なのかマイナーなのかすら良く分かりませんが(例の如くベスト盤しか聴いてない…)、とにかくかなりの実力派バンドとお見受けいたします(笑)
僕は某レンタルビデオショップで長年バイトしていたのですが、閉店後に必ずオススメのアーティストのCDをかける先輩がいました。その人にかなり色々なバンドを教えてもらったのですが、その中でもかなり気に入っているのが、この空気公団です。
空気公団の曲は優しい雰囲気でゆったりとした曲が多く、生活感のある歌詞がとても親しみやすいです(無印良品とかそんなイメージ笑)。歌詞の一人称が「僕」になっているところが、男性が聞いても共感しやすいポイントになっているのかもしれません。オススメです!
空気公団の曲がアニメにも使われていると聞いてその原作漫画を読もうとするも、その漫画が所謂『百合』というジャンルだったため、当時の僕は躊躇して結局読まずじまいになっていました。今度読んで見ようかな…
そのアニメで使われた『青い花』という曲もとてもいい曲なので興味のある人は是非。
今日はこの曲の歌い出しの部分のコード進行を紹介します。
(Ⅰ - Ⅵm7) - (Ⅳ△7 - Ⅲm7) - (Ⅱm7 - Ⅴ7) - (Ⅰ) - (Ⅶm7-5 - Ⅵm7) - (Ⅴm7 - Ⅳ△7) - (Ⅱm7 - Ⅴ7) - (Ⅰ)
見づらくて申し訳ないです。カッコ内が1小節なので、これは8小節のコード進行になります。「その言葉の風に潜む」から「少し優しくなれるんだ」までの部分です。
まず、3小節目から4小節目のツーファイブからⅠに落ち着くコード進行は良く使われます。便利です。
そして、今まではほとんど登場しなかったコードが今回は登場していますね。5小節目のⅦm7-5です。トライトーンを含むコード(気持ち悪い響きという事)だけあって使いづらいコードですが、この進行では自然に組み込まれており、寧ろコード進行全体の肝となっています。
6小節目では非ダイアトニックコードであるⅤm7もさらっと使われています。Ⅵm7は非ダイアトニックスケールとはいえかなり自然に組み込むことができるコードで、非常に使い勝手が良いコードです。どんどん使いましょう。
まとめ
休日の朝に空気公団の曲を聴いていると、何故か掃除やら何やら家事をやりたくなります。恐らく、空気公団のオシャレな素朴さに当てられて自分もそのオシャレさに合わせようとする為だと思われます。最近部屋が散らかってきたな、と思っている方にオススメの空気公団の使い方です(笑)