こんにちは。
本日はWINOの『太陽は夜も輝く』のコード進行をご紹介いたします。
ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。
また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。
WINO - 太陽は夜も輝く
ハンター×ハンターの旧アニメ二期?のオープニングだった曲です。僕もリアルタイムで見ていました。アニメ自体はなんだか中途半端なところで終わってしまい最後に初めてこの曲がフルで流れるのですが(確か…)、その時に初めて「この曲ってこういう曲だったのか…」と思ったものです。アニメのオープニングでこの曲は長すぎるせいか、なんとAメロがカットされていたのです(笑)
そのAメロをカットされたアニメのオープニングがこちら。
僕の中では、これがベストオブアニメオープニングです(笑)いや〜ハンターハンターはやっぱ旧アニメ派っすわ。まあ新しい方は見てないんですが。
WINO(ワイノ)というバンドは調べて見たところ、すでに解散している様です。他の曲を少し聴いて見たのですが、ウィキペディアに書いてある通りUKロックに影響を受けたであろう曲が多く、かなり僕好みでした。CD探してみようかな…
今日は『太陽は夜も輝く』のBメロ(アニメのオープニングの歌い出し)の部分のコード進行をご紹介いたします。
(Ⅰ) - (Ⅲ) - (Ⅵm) - (Ⅱ) - (Ⅳm) - (Ⅰ - Ⅵm) - (Ⅱ- Ⅴ) - (Ⅰ) - (Ⅴ)
カッコ内が1小節と御考えください。
本来はマイナーコードであるはずのⅢmやⅡmがメジャーコードで使われています。特にⅢに関してはご周知のとおり非常によく使われるコードであり、また非常に使い勝手のいいコードなので積極的に使っていきましょう。
サブドミナントマイナーも使われていますね。Bメロでサブドミナントマイナーなどの非ダイアトニックコードを使って曲に揺さぶりをかけ、サビでまたシンプルなダイアトニックコードの進行に戻ることで、サビを強調することができます。王道的な手法ですね。
この曲もサビでダイアトニックコード以外は使っていない訳ではありませんが、Bメロに比べれば割合は減ってシンプルでストレートな進行になっています。