DTM・宅録で始める音楽ライフ。

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効果音(SE)の作り方基礎編

効果音はBGMよりお金になる

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効果音というとゲームの決定ボタンやダメージ音を思い浮かべる方が多いと思うのですが、BGMより抜群に需要が多いです。ゲームやアニメ、パチンコなどはもちろんのこと、エアコンのリモコンや扇風機のボタンなど日常的に利用するものまで幅広く効果音は使われています。

何が言いたいかといいますと、BGMに比べて効果音は抜群に稼げます。もちろん曲と同じでクオリティも重視されますが、用途が多いのでたくさん売れるんです。例えば僕はオーディオストックというストック型販売にBGMや効果音を登録していますが、主な収入源は効果音です!1曲作るより効果音を1音作る方がスタミナもほとんどかからないので、稼ぎたい人はまず効果音の製作にチャレンジしてみては、いかがでしょうか?

効果音の作り方

効果音の作り方は主に3つです。

1.シンセサイザーを加工する

KORG アナログシンセサイザー monotron DUO モノトロン デュオ

ビームや画面の選択音など、実際には存在しない音を作る場合、シンセサイザーを加工することが多いです。DAWソフトに内蔵されているシンセサイザーでも詳しい人はかっこいい音を作れるのでぜひとも極めたいところです。

2.実際に録音する

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風の音や人ごみのガヤなど、実際にマイクを持って録音しに出かけるケースです。本格的なゲームのSEの場合、何泊もして人里離れた森の中で録音することもあります。

3.道具を作って録音する

実際に現地に赴かない場合、布をこすって風の音を作ったり、砂を振って波の音を作ったりする効果音専用の道具を使います。大手の製作会社などは、効果音専用のブースを作っていることも!

売れる効果音の作り方

実際に収録するのは大変なので特にシンセサイザーで作る空想上の音に関してご紹介します。

特にゲームに関して言えば、クオリティの高い効果音の定義はプレイヤーに快を与えられるかどうかです。例えばクリティカルヒットした時に気持ちいい音が鳴ると中毒性があってどんどんゲームにハマることができます。いかに気持ちいい音を作るかを基準に製作をしてみましょう。

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また、フリーで効果音を作成しようと考えている方は、買ってもらうクライアントのことも考えた方がいいと思います。具体的には、効果音であれどミックスをしっかり行って綺麗な音に仕上げるということです。

音圧のない音は迫力にかけるので他のクリエイターさんと聴き比べて負けてしまいますし、効果音は音質の一発勝負なのでリバーブやEQ処理などはBGMを作るより気合を入れた方がいいと思います。

こういった処理が前述した『音を聞いた時の気持ち良さ』にもつながってくると思うので、抜け目なくいい音を作りましょう!

※これけっこう分かりやすいです!!↓

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