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効果音を長くしたり短くしたりする方法

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こけこっこおおおお!!!!

効果音は映像に当てはめることがほとんどなので音の長さがタイムリーである必要性が求められます。ですが、そのためだけにいちいち似た様な音源を制作するのも大変です。めんどいです!

というわけで音を長くしたり短くしたりしてオンタイムの効果音を作る方法をご紹介します。

音を長くする

1.タイムストレッチを使う

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タイムストレッチとはオーディオ音源をピッチを変えずに伸ばしたり縮めたりできるプラグインです。最近のDAWソフトにはほとんど搭載されているはずなので改めて購入する必要はないと思います。過度にストレッチをかけると音が歪んだり角張ったりしてしまうのが難点ですが、効果音の場合音源そのものが短いのでそういったデメリットは考えなくて大丈夫ですね。

2.クロスフェードをする

クロスフェードとは、音をフェードアウトさせながら別トラックの音源をフェードインさせることで『音をつなぐ』技です。BGMをスムーズに変える時に使用しますが、同じ効果音をクロスフェードさせることで効果音そのものを長くループさせることができます。

木のざわめきやガヤなどの環境音に適しています。

3.リバーブを強くかける

バーブやエコーをかけて残響音を伸ばして音を長くすることもできます。そもそもリバーブにはたくさんの種類があり、効果音に使うと音色をガラッと変えることができるので色々試してみるのも面白いと思います。

音を短くする

1.フェードアウトをする

早めにフェードアウトをして音を短くする手法です。殴る音や防御音など、一発系の効果音に使えます。

2.スピードを上げる

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再生スピードを上げることで音を短くする方法です。この方法は音のピッチも上げてしまうので、音色を変えたくない場合はタイムストレッチで音を縮めてしまいましょう。

ただ、ピッチを変えることで音がクリアに聞こえたりすることもあるので一度再生スピードを上げてみることから始めてもいいかもしれません。

もちろん音を長くするためにも使えます。再生スピードを速くすれば音程が上がり、遅くすれば音程が下がります。

MIXは最後にやろう

音の長さを変えると若干音質が変わることが多いので、長さを整えてからMIXを行うようにした方がベターかなと思います。

というのも、効果音は一発勝負の音源なのでMIXがしっかりしていないと売れにくいんです。ほんの少しだけの違いだとしても、納得のいく音作りを心がけましょう。

 

 

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