以前宅録ではTHR10が1番という記事を書きましたが、最近新たな宅録向き高音質なギターアンプが登場したのでご紹介します。
adio Air GT
それがこちら。
見た目が凄まじくてびっくりしたんですけどアンプです。VOXのトレードマークの模様はそのままですが、なぜか丸みを帯びております。
11種類のアンプモデリング
全ジャンルに対応した11種類のモデリング機能がついています。AC30をモデリングした定番の音から、メサブギを再現したであろうハイゲインまで幅広いバリエーションが揃っています。音もあまりデジタル臭くなくてよかったです。
スマートフォンのアプリ『Tone Room』を使えばさらにバリエーションを増やすことができます。
ちなみにデジタル臭すぎて嫌だったのがマーシャルから発売されたCODE25。50だとだいぶいいんですが25は臭すぎてダメでした。操作も分かりづらい。。。
まさかのBluetooth対応
一番の目玉はBluetoothに対応しているところです。オーディオ再生としても使えるので遠くからスマホの音楽を流すだけでオーディオスピーカーとしても使えます。
オーディオインターフェースにもなる
ヤマハのTHRシリーズからメジャーになりつつあるオーディオインターフェースにもなるアンプです。パソコンにDAWソフトがある人はアンプを買うだけで宅録が出来ます。
外で演奏もできる
電池駆動なので野外での演奏もできます。しかも、なんとこのアンプは小型なのに50Wの大出力が出せるんです。比較的大きな場所でも活躍できます。というか小型アンプでここまで出力できるのは脅威です。今までなかったと思います。
総評
オーディオインターフェース機能、オーディオスピーカー機能、モデリングアンプ機能と三役もこなしてくれるマルチなギターアンプですが、音が良いので間違いなくヤマハのTHR10の対抗馬となると思います。価格もヤマハより少し落とした形になるのでおそらくめちゃくちゃ売れると思います。
見た目は個人的にヤマハの方が好きですが、(VOXの方は棚に置くとプラダのバッグみたいに見える。たぶん僕だけ。)音に関してはどっちも負けてない印象でしたね。
以前にVOXから発売されたMV50という真空管入り小型アンプヘッドも驚かされましたが、
今後は小さくて音のいいモデルが主流になってくるのかなーと感じています。