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【雑記】自宅での機材セッティングのアレコレ

こんにちは、スガノです。

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部屋の片付けをしたついでに、機材のセッティングを見直してみました。

僕は最近はMacBook(ロジック)とコルグのマイクロキーというMIDI鍵盤を使ってデモを作り、最後に各トラックを生音やシンセで差し替えていくやり方をしているのですが、そのやり方だとデモを作るのは非常に楽(部屋のどこでも作業が出来る)ではあるものの、僕はちゃんとしたミキサーを持っていないので(いつか買おうと思いつつ数年が経過)差し替えの際に各機材(アンプシミュレーターやシンセ)をいちいち接続し直さなくてはいけない手間がありました。

ですので、今回はオーディオインターフェースやシンセ、アンプシミュ等を予めガッチガチにセッティングして、あとはMacBookだけ持ってきて接続すれば全てが録音できるような環境にしてみました。セッティング後の部屋を眺めているだけで少しの間悦に浸れるくらいには達成感がありました(笑)

 

今回のような機材セッティングの変更は今までもたくさんやってきました。デスクの位置や鍵盤の向きを変えるだけでも、結構変わるもんです。締め切りのある仕事をこなすための環境なのか、自分だけの音楽を追求するための環境なのかによってもセッティングはだいぶ変わってくると思います。ギターで作曲をするのと鍵盤で作曲をするのでは全く違うものが出来るのと同じように、セッティングの焦点をどこに当てるのかによっても出来る音楽の性質は変わってくるものです。

色々な人の自宅のセッティングを聞いてみるとかなり面白いです。壁を背にする位置にデスクを配置しないと落ち着かない人や、MTRにキーボードを接続してデモを作っている人など、本当に十人十色です。僕も色々試しました。デモをPCMシンセ内蔵のシーケンサーのみで作ってみたり、サンプラーをメインに据えて打ち込みをしてみたり、ボイスレコーダーを使ってデモ作りをやってみたり、椅子を無くして立って作業してみたり(アホっぽいですが、これは結構良かった笑)、色々です。

サンプラーやPCMシンセ内蔵シーケンサーの場合には出来ることと出来ないこと、出来るが手間がかかる事(パソコンでやれば一瞬でできる)がたくさん出てきて不便ですが、逆にそこで割り切ることが出来るという点では悪い事ばかりでもありません。サンプラーや内蔵シーケンサーにもやりやすいこととやりづらいことがあり、それはギターや鍵盤で作曲するのとも違った角度から音楽を作ることが出来るということに他ならない訳です。

 

機材のセッティングは、それぞれの作曲者の音楽の作り方を具現化したものだと言えるかもしれません。物凄く独特なセッティングをしている人は、物凄く独特な音楽の作り方をしている訳ですから、出来上がる音楽も独特なものになると思います。

そんなことを考えていると、今一度機材のセッティングや楽曲制作の進め方を整理してみたくなりませんか?僕は結構そういうことを考えるのが好きで、度々機材のセッテイングを変えてみては試行錯誤の繰り返しです。まあ大抵はセッティングしただけで終わるのですが(笑)もう仕事でもない限り音楽なんて作れねえよ…締め切りも何もなしに音楽を作りまくってた頃のバイタリティどうなってたんだ…

 

今日はこの辺で。

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