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バンドマンがコスパよくハイクオリティの音源を作る方法(ボーカル編)

歌モノのクオリティはボーカルがかなり重要です。どんなにかっこいいオケを作ったとしてもボーカルが下手だったりミックスが浮いていたりすると素人っぽさが出てしまいます。

この記事では、コスパよく歌をきれいに録音する方法と上手く聞こえるようになる具体的なボーカルの宅録方法をご紹介します。

マイクの選び方

ボーカルレコーディング用のマイクはダイナミックマイクコンデンサーマイクの2種類があります。一般的にコンデンサーマイクの方が高価で高音質と言われていますが、実際に録音してみると両方にメリットデメリットがあります。自分にあったものを選ぶのがおすすめです。

ダイナミックマイク

耐久性が強くライブでよく使用されますが、1万円を超えるダイナミックマイクはレコーディング用としても全然使えます!コンデンサーマイクに比べると高域が劣りますが、中域が強く太い音が出るのでロック系には向いています。また、ミックスがしやすいので初心者にも持ってこいです。

おすすめはSM58です。低価格ながら定番のモデルです。

SHURE ダイナミックマイク SM58-LCE 【国内正規品】

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コンデンサーマイク

 コンデンサーマイクはとにかく高音質です。個人的に高域がかなり出るのでEQでけっこう調整したりしてます。バラードなど歌がメインでしっかり聞かせたい場合はコンデンサーマイクの方がおすすめです。最近は値段もお手頃になってきてるのでダイナミックマイクとそれほど変わらない値段で買えます。

また、精密なので丁寧に扱わなければいけないと言われていますが、その辺はあまり気にしなくていいと思います。というのもぼくは歌録りが重なった時はコンデンサーマイク出しっ放しなんですけど壊れてません。笑(そのうち痛い目を見るかもしれません。)

それよりも周りの音もしっかり拾ってしまう点に注意したいです。エアコンの風とか些細な音もガッツリ拾うので宅録の場合、騒音問題にかなり気を使います。

おすすめはNT1-Aです。定番なモデルに加えてポップガードなど必要なものが全てついてくるので便利です!

上手くボーカルを録る方法

初心者向けに上手にボーカルをレコーディングする方法をいくつかご紹介します。

1.フレーズごとに録音する

パンチイン、アウトを利用して小分けにしながらレコーディングしましょう。具体的には、Aメロの前半、後半、Bメロ、サビの前半、、、という具合に段階的に録音する方が録り直しが少なくて効率的です。

2.コンプをかけ録りする

音量差が激しいと感じる場合は、事前に録音するトラックにコンプレッサーをかけて録るのがおすすめです。

あまりきつくかけすぎると後でミックスする時に取り返しがつかなくなることがあるので控えめにして下さい。

かけ録りは難しいと言われていますが、とても歌いやすくなります。

3.かっこよく歌うことに専念する

ピッチに関してはピッチ補正ソフトを使えばすぐに直せるので、歌い方を工夫してみましょう。

例えばお腹に力を入れながら録音すると少し声質が変わったりします。色々な発音を試してみてしっくりくるものを見つける作業はけっこう楽しいですし、上達のきっかけにもなります。

最後に

初めて自分の歌を録ると、ほぼ全員が『なにこの声!?』となります。自分の声は意外とちゃんと聞いたことがないのでびっくりするんです。自分が思ってるよりいい声だったりするので最初は気にせずガンガン録ってみましょう。

余談ですが、今は亡きX JAPANのhideもソロ活動を始めた頃は自分の声に悩んでいたそうです。

youtu.be

確かにちょっと鼻につまるような声かもしれませんが、全然かっこいいですよね?これが個性だと思います!!

ボーカルは一点ものなので自分の声に自信を持って生かす努力をするのが大切かなと。

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