DTMは、作曲とDAW操作というとんでもなく大変な作業を覚えていくので、やる気マックスで機材を揃えたものの挫折してしまった人もいると思います。
ちなみに僕は19歳の時に初めてDTM機材を揃えて2週間で挫折、その後2年間DTMは押入れに入っていたという悲しい歴史を持っています。
そんなこともあり、最初に挫折する人の虚しさをしっかり体験しているので、そうならないための楽しいDTMの学び方をご紹介します。
DAW操作と作曲は必要最低限覚えればOK!!
DAW操作
まず操作で覚えなければいけないのは
- 録音すること
- 重ね録りをすること
この2つだけです。
トラックを新しく作ってレックボタン(赤丸)を押して録音する。
また新たにトラックを作って音を重ねる。
この作業を繰り返していろんな楽器を組み合わせて曲を作ります。
覚えるのはこの操作だけでかまいません。
この作業だけをしながら作曲をしていくうちに、『もっと音を大きくしたいなぁ』とか『リズムがブレてるけど簡単に直せないかなあ』なんて疑問がわいてきます。その時にピンポイントで自分のやりたいことをネットで調べていけば知らないうちに勝手に知識が身についていきます。
作曲
作曲に関してはスリーコードだけ覚えればオーケーです。また、白鍵だけしか使わないキーCで作曲をするようにしましょう。
まず思いついたメロディを録音してみて、それに合うコードを自分なりに探してみる。この作業を繰り返すだけで作曲のセンスは身についていきます。
大切なのは自分の好きなように作曲することです。コード進行、メロディの羅列は基本的に自由です。
理論を勉強していないと音を外してしまうことがありますが、前述したようにキーをCにしておけば白鍵だけを使うので音を外すことはまずありません!
簡単な理論はこちらの記事からご参考にどうぞ!
楽しくDTMをする遊び方
好きな曲をコピーする
好きな曲を自分なりに再現してみます。おすすめはファミコン時代の懐かしいメロディ。当時は3トラックしか使えなかったので耳コピが楽です。
打ち込みができたら色んな音色で鳴らして雰囲気を変えてみると楽しいです。
例えばシンセのピコピコ音を全てオーケストラの音に変えてみたり。意外な発見があって面白いです。
コード進行を真似してみる
メロディをパクるのは違法ですが、コード進行をパクるのはOKです。
好きな曲のコード進行を打ち込んで、その音に合わせてオリジナルのメロディを打ち込んでいくと好みの曲ができてやる気が出ます!コード進行は雰囲気を決める要素が強いので、好きな曲のイメージをそのまま使うことができます。
楽器を始める
何か1つ楽器ができると作曲の幅が広がって楽しくなります。せっかく作曲を始めたのですから、何か1つ平行して楽器を練習するといいと思います。
DTMはメトロノーム機能など音楽制作に必要な要素が全て詰まっているので、楽器の練習にも大いに活用できます。
好きな楽器で構わないのですが、作曲を前提として楽器を学びたい場合、メロディと伴奏を両方演奏できる楽器を選ぶのがおすすめです。
ギターやピアノなんかがメジャーです!