こんばんは、スガノです。
本日はチャットモンチーの『真夜中遊園地』のコード進行をご紹介いたします。
ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。
また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。
チャットモンチー - 真夜中遊園地
チャットモンチーの解散が発表されたみたいですね。そんでもって調べてみたら、解散は来年の7月だそうで。長えなオイ(笑)
僕がチャットモンチーを聴いていたのは3枚目のアルバムの『告白』までですが、1枚目の『耳鳴り』から3枚目の『告白』に至るまで一曲として捨て曲がないというとんでもないバンドです。
バンドではボーカルが作詞と作曲を両方するか作詞だけというパターンが多いのですが、このバンドはボーカルが作曲をして他の2人が作詞をするというやり方で曲を作っていたみたいです。ついでに歌詞を先に書いてから曲を作る詞先です。おそらく、歌詞と作曲と歌を全て担当するのは1人の人間に対して負荷が大きすぎ、歌詞だけだと歌う本人が気持ちよく歌えるメロディーや音程になりづらいので(他人が曲を作るため)、作詞は誰かに任せて作曲と歌を1人の人間が担当するというのは結構理にかなっているんじゃないかと思います。
ついでに数ある名曲の中で何故今日はこの『真夜中遊園地』なのか。もちろん超かっこいい曲なのですが、シングルにはなっていませんし(多分…)、何かとタイアップした曲というわけでもありません。この曲が高校時代に軽音楽部でコピーした思い出の曲だからという訳でもありません…いやそれはちょっとあるか。楽しかった…(笑)
まあ大した訳では無いのですが、この曲のサビのコーラスの歌声がクレヨンしんちゃんが歌っているようにしか聞こえないのです。それを紹介したかった。そんな訳でもちろんCD音源の動画をユーチューブで探していたのですが見つからず、仕方がなくライブバージョンの動画を貼り付け、「まさかライブではしんちゃんじゃ無いよね…」と思ってたら、しんちゃんでした(笑)いや、多少は薄まっているものの、しんちゃん感は確かに残っています。
ハッキリ言ってしんちゃんのコーラスを聞いてほしいだけ(そしてこの曲を聴くたびにしんちゃんがコーラスする姿を思い浮かべてほしい)なのですが、一応コード進行も見ていきましょうか。歌い出しのコード進行です。
(Ⅵm) - (Ⅴ) - (Ⅳ) - (Ⅴ)
カッコ内が1小節とお考えください。
聞いての通り、Ⅵm始まりのカッコイイ系のコード進行ですね。Ⅵm始まりのコード進行はクサイコード進行になりがちなのですが、この曲はタイトルや歌詞のイメージ、疾走感のあるアレンジでクサさを感じさせない清涼感のある印象になっていますね。Aメロのギターや、特に間奏がカッコ良するぎる。でもしんちゃんがコーラスやってます。CD音源の方はもっとしんちゃん感が強いので興味があれば是非聴いて見てください。