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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析95 フィッシュマンズ - ナイトクルージング

 

takuroq.hatenablog.com

ナイト・クルージング

 

こんばんは、スガノです。

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発売が待ちに待たれているモンスターハンターの新作のβテスト(通信負荷テスト)が始まっており、おそらく日本中(世界中?)のゲーマーたちが素材を剥ぎ取れる訳でもなく本編に引き継げる要素がある訳でもないにも関わらず、罪もないモンスターたちをひたすら狩りまくっていることと思います。勿論、例に漏れず僕も毎日朝までフレンドと狩りまくっております(そして翌日は死んだ顔で仕事)。今作は全体的に初心者に優しい設計になっているように思います。僕もモンハンシリーズはそこまでガッツリやり込んでいた訳ではないので正直助かりました。

もうそろそろしっかりとした睡眠を取らなければ死んでしまいそうな気もしますが、それでもフレンドがやっていると参加したくなってしまう魔力があります。ホント、中高生とかにやらせたらダメだわコレは(笑)

 

本日はフィッシュマンズの『ナイトクルージング』のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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フィッシュマンズ - ナイトクルージング

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僕はフィッシュマンズのこの曲をクラムボンのカバーで知りました。本家の音源もこの曲くらいしか聴いていないのですが、今にもボヤけた夜景が目に浮かぶような、なんとも言えない独特な雰囲気のある曲ですよね。時々アンニュイな気分に浸りたい時にはこの曲を聴いて見たりしています。まあ、どっちかっていうとクラムボンのカバーを聴くことの方が多いですが(笑)

最初は歌声が気持ち悪いと思ったものでしたが、何回か聴くと慣れてくるもんですね。歌声が独特なバンドあるあるです。

 

(Ⅳ△7) - (Ⅰ)

カッコ内が1小節と御考えください。

この曲はⅣ△7からⅠへの5度進行を循環するコードで大半が成り立っています。時々Ⅴが出てくるところもあるようですが、ほとんどはこれです。

少しづつ変化をつけて雰囲気を醸し出していくような曲の場合は、コードはシンプルな循環コードが使われることが多いですよね。代表的なものはツーファイブですが、Ⅳ△7で始まるものはⅡm7で始まるものより、やや(本当に少しだけ)哀愁が強く出る印象です。サブドミナント始まりのコード進行は明るくもなく暗くもなく曖昧な雰囲気を持っており、大人っぽい曲であったりお洒落な曲にしたい場合には必須のコード進行と言えます。

 

 

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