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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析96 aiko - 花火

 

takuroq.hatenablog.com

花火

 

こんにちは、スガノです。

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本日はaikoの『花火』のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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aiko - 花火

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動画はカバーですが、まあ上手いのでこれで(笑)

僕の中ではいきものがかり椎名林檎星野源と並んで、コード進行をとりあえずコピーしといた方が良いアーティストなのがaikoです。結構そのまま使えるコード進行がいっぱいあるのでオススメです。ウルフルズとか奥田民生とかも良いかもしれない。山下達郎とか…あと嵐の曲。まあ挙げたらキリがないですね。

コード進行をコピーしておけば得するアーティストと、そんなでもないアーティストっていると思います。シンガーソングライター系のアーティストは王道のコード進行をたくさん使う傾向があるようで、結構真似しやすいのです。

 

本日はこの曲のサビのコード進行をご紹介いたします。

 

(Ⅳ△7) - (Ⅲm7 - Ⅵm - Ⅴ) - (Ⅳ - ) - (Ⅵm - Ⅴm - Ⅰ)

カッコ内が1小節と御考えください。

ダイアトニックコードでないものには色を付けました。青色になっているのは同主調のコードです。

安定のⅣ△7始まりのコード進行ですね。1小節にだいぶコードが詰め込んであるように見えますが、この曲はテンポが遅めなので切り替わりはそこまで早くないです。まあぶっちゃけた話、ポップスは同主調のコード(特にⅣm7やⅤm7)とⅢ7だけ覚えとけばそれっぽくなります(笑)

一応解説しておくと、Ⅲは次のⅥmへの引きを強くするためにダイアトニックのⅢmをドミナントセブンスに変えたもので(というかⅢを使いたかったから次がⅥmになったという方が正しい気もしますが…)、最後のⅤm - Ⅰは次のコードⅣ△セブンへ向けての、ツーファイブとドミナントモーションの合わせ技になっています(コレに名前つけたい)。

 

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