DTM・宅録で始める音楽ライフ。

現役の音楽クリエイターがDTMや宅録の基礎や作曲方法を紹介するブログ

MTR宅録初心者におすすめな理由とおすすめの機材

こんにちは。

最近は宅録といえばパソコンで音楽を作るDTMが主流ですが、少し前はMTR(マルチトラックレコーダー)を使っている人が多かったですよね。かく言う私も、本当に最初に宅録を始めた頃はMTRを使っていました。MTRDTMに比べて録音した音の細かい編集が苦手なためなんでも好きなように簡単に編集ができるDTMに取って代わられていますが、今でもMTRを使うメリットというのは沢山あります!

今日はそんなMTRについて書いていきたいと思います!

 

MTRとは?

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 2トラック同時録音 8トラック同時再生 R8

 

MTR(マルチトラックレコーダー)とは複数の音を録音して、それを同時に再生する事ができる機材です。例えばマルチトラックレコーダーではないハンディレコーダーでは、音を沢山録ることはできますが、沢山録った複数の音を同時に鳴らすことはできませんよね(機器によっては2つの音を合わせる機能はありますがMTRとして利用するのは厳しいです)。

MTRというと一般的には上に貼り付けたような平たい筐体の上部に小さいディスプレイが1つとその下にフェーダーやツマミが並んでいるものを指します。特にギタリスト向けに作られているものが多いので、ほとんどのこの形のMTRにはギターのアンプモデリングエフェクト(デジタルにギターをアンプで鳴らした時の音を再現するエフェクト)が搭載されています。ギターを演奏する人であれば既に持っているという人も少なくないと思います。

 

ここからは、主流のDTMではなく今MTRを使うメリットについて書いていきます!

バンドや楽器演奏者がそのまま使いやすい

MTRではMIDI(楽器を自動演奏させるためのデータ)での打ち込み等の自動演奏機能は基本的に出来ないので、MTRで録音を行う場合には全てオーディオのリアルタイムレコーディングとなります。MIDIのステップレコーディングやMIDIのリアルタイムレコーディング、オーディオのリアルタイムレコーディングなどの様々な”レコーディング”が存在し、適宜使い分けていかなくてはいけないDTMと比べると非常にシンプルで分かりやすいです。

DTMにおいてはリアルタイムで打ち込むよりもそれ以外の方法で録音をする方が効率が良かったり向いていたりしますが、MTRでの録音時に考えれば良いことは「録音ボタンを押していい演奏をすること」だけです。

もともと録音した音を細かく編集する気のない人や、楽器の演奏に自信のある人、演奏にこだわりがある人にはDTMよりもMTR宅録をする方が向いているといえます。

DAWよりも優れている点

DAW(デジタルオーディオワークステーション)とは、DTMで使う音楽編集ソフトの総称で、録音やらMIDIの打ち込みやら音楽制作でやりそうなことは大抵全部できるソフトです。そんなソフトがあったらMTR必要ないじゃんと思ってしまいますが、そんなことはありません!DAWにも欠点があるのです。

DAWの性能はそれをインストールするパソコンの性能にかなり依存します。もともとハイスペックなパソコンを持っている人であれば問題なくDAWは動作しますが、安いパソコンや値段はそこそこでもそこまで良いCPUが搭載されていないパソコンだと、少しオーディオトラックが増えたりエフェクトを使ったりするだけでパソコンの動きが重くなり、最悪レコーディングどころの話ではないくらいに動きがカクカクになってしまう事があります。

パソコンは様々な用途に広く対応するために作られているのに大して、MTRは録音のみに特化して作られている機器であるため、動作が遅くなったりすることは殆どありません。使うと重くなるエフェクトを沢山使おうとすると、動作が重くなる前に他のエフェクトを切るか変更するように警告が出たりする機種も多いので、ある意味動作の安定性に関しての信頼はかなり高いと言えます。

実機が存在するからこその利便性

DAWにあってMTRに無いものは数え切れないほどありますが(笑)、MTRにあってDAWにないものは1つだけです!それは筐体です。

実機があるというのは素晴らしいものです。実物のボタンやツマミ、フェーダーを自分の指で動かせるのが一番ですよね。DAWでも専用のコントローラーを買い足すことによってツマミやフェーダーなどのコントローラーを拡張できますが、録音機能と操作性の2つをもともと併せ持っているのがMTRというわけです。家で腰を据えて音楽制作をするのであればDAW+拡張コントローラーで十分ですが、自宅やスタジオなど様々な場所で録音をする可能性があるのであれば、MTRの方が明らかに便利です。

オススメのMTR

ここでは現行機種のオススメMTRを少し紹介していきます!

 

ZOOM R16

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 8トラック同時録音 16トラック同時再生 R16

少し前はMTRといったらローランドというイメージでしたが、今ではどうなんでしょうか。僕も前はローランドのMTR(BOSSか?)を使っていましたが、なぜか最近はズームのMTRばかりに目がいきます。

 この機種のオススメポイントはやはり、8トラック同時録音です!これならマイクさえ用意すればバンドの演奏を一発録りすることも可能です。

 

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 8トラック同時録音 16トラック同時再生 R16

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 8トラック同時録音 16トラック同時再生 R16

 

 

TASCAM DP-03SD

TASCAM マルチトラックレコーダー DIGITAL PORTASTUDIO DP-03SD

 

タスカムは個人的に好きなメーカーなので一応紹介。タスカムの製品の特徴はこだわりの音質と、複雑な機能を省いたシンプルな操作性です。このMTRに関しても例に漏れず、音質にこだわりつつシンプルな使いやすさを追求した製品です。

ズームのR16のような尖った機能はないですが、とにかく使いやすい機種が良いという人にはオススメです。

 

TASCAM マルチトラックレコーダー DIGITAL PORTASTUDIO DP-03SD

TASCAM マルチトラックレコーダー DIGITAL PORTASTUDIO DP-03SD

 

 

まとめ

全てができるDAWに対して、機能を限定することによって利便性があるMTR。録音環境は人それぞれですので、どちらが正解ということはありません。もしこの記事を読んで自分にはMTRの方が向いていそうだなと感じたのであれば、色々と調べてみると面白いと思います。

スポンサーリンク