損をしないオーディオインターフェイスの選び方2020は←こちらです↓
オーディオインターフェースの選び方って初心者の方には難しいと思います。種類がたくさんある上にスペックの見方がとっても分かりにくいためです。
この記事ではオーディオインターフェースを選ぶための簡単な注意点と、2018年モデルでおすすめの商品をご紹介します。
そもそもオーディオインターフェースって何?必要なの?
オーディオインターフェースは、ボーカルやギターなど生音を収録する際に必要なものです。実際の音をパソコンのデータとして変換する機械です。
「打ち込みしかやらないよ!」という方でも、ボーカルを録音する機会や、サンプリングするために環境音などをレコーディングする機会が絶対にくると思います。特にテクノ等の電子音楽以外でハイクオリティな音源を制作する際には活躍する日が必ずきます。個人的な意見ですがDAWを本格的にやるならほぼ100%なくてはならないものだと考えます。
ちなみにオーディオインターフェースは、3000円ぐらいで買えるものもありますがほとんどおもちゃだと考えてください。高音質なレコーディングは不可能です。
オーディオインターフェースの選び方
まず単純に以下の3つの機能がついているかどうかで判断します。
1.ジャックの数
何個inputがついているかです。4、5本同時に刺せるようなものもありますが、宅録であれば2つあれば十分です。ただし、キャノンケーブル(マイクに使うケーブル)、シールドケーブル(ギターなどに使うケーブル)の2系統の挿し口があるのでそこも注意しましょう。最近ではどちらのケーブルも挿せるコンボジャックというものが主流になってきています。
2.Hi-z端子がついているか
シールドを挿すinputがあったとしても、ギターやベースなどの電子楽器はかなりの出力を出すため対応できないことがあります。そこで必要になるのがHi-z端子です。このボタンがあればギターでも高音質でレコーディングが可能になります。
3.ファンタム電源がついているか
マイクにはダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があります。高音質で繊細なコンデンサーマイクは、電源供給が必要になります。その機能がオーディオインターフェースに備わっているのかをよく確認しましょう。「+48v」という表記がついたボタンがあれば大丈夫です。
次に、ざっくりスペックを見ていきます。これもけっこう簡単です。
1.ビット数
ビット数は音がどれだけ鮮明になるかを表す値です。画像でいう解像度ですね。これは24bitのものを選んでおけば間違いないです。16bitというものもあります。ボクは正直この2つの音を比べてもあまり違いがわからないです。
ただ仕事ではほぼ24bitでのwavデータの納品が主流になるので、それだけ覚えていればいいのかなと思います。
2.サンプルレート
サンプルレートはEQの範囲です。どれだけ高い音を出せるかという数値です。人は20k前後までしか聞こえないので、48kあれば十分だと思います。ただ、一般的には96kの方が高音質のイメージが強いです。192kなんてものもありますが、個人的に96kあれば仕事の納品でも困らないので十分だと思います。
ちなみによく業界でイチロクヨンパチとかニーロクヨンパチというのはビット数とサンプリングレートの値をまとめたものです。
おすすめのオーディオインターフェース
UR22mkⅡ
お手頃価格で本格的なものでしたらこちらがおすすめです!2つのコンボジャックがついていて、24bit192k。スペックも問題なしですね。
ファンタム電源、Hiーz端子もついているので宅録するならこれで十分だと思います。
ちなみに余談ですがボクはOSを最新にした時(High Sierra)に変えた時にMacの電源を落とせなくなる現象に見舞われたので、OSが最新の方は少し注意が必要かもしれません。
Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII
Rubix22
ローランド USBオーディオインターフェイスRoland RUBIX-22
こちらもUR22mkⅡと同等のスペックがありますが、OS13にもしっかり対応しているので最新のOSの方はこちらを選ぶといいのかなと思います。
TASCAM オーディオ/MIDIインターフェース US-2X2-SN
こちらもスペックはほぼ同じです。他のインターフェースとの違いとしてはマイクプリアンプが搭載されています。ボーカリストさんや、ゲーム実況さんはマイクに特化しているので特におすすめです。
もちろん普通に作曲に使っても申し分なし!個人的に見た目が一番かっこいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?オーディオインターフェースを選ぶ注意点をまとめると、
- input端子の数
- Hi-z端子がついているか
- ファンタム電源がついているか
- 24bitになっているか
- 48khz以上になっているか
この5つです。
また、このほかにもiOS(iPhone、iPadなど)に対応したものなどもあります。これらを踏まえて、自分に適したものがどれなのかを検討していただければと思います。