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サンプラーでのトラックメイキングについて①

こんにちは。

今回は以前に紹介させていただいた機材『サンプラー』単体でのトラックメイキング(打ち込み)について書きたいと思います。

 

サンプラーでの打ち込みは茨の道

正直な話、シンプルなリズムパターンを打ち込む以外の用途でサンプラーの内臓シーケンサーを使うのは非常に難しいです。それこそ、DAWソフトであれば一瞬で出来るような事をするのに、説明書を片手に何時間も掛かってしまうというような事はザラにあります。作りたい曲が頭に浮かんでいるならDAWソフトを使いましょう。

 

DAWでの打ち込みのメリットとデメリット

サンプラーでの打ち込みの事を書く前に、DAWでの打ち込みのメリット・デメリットを挙げておきます。

まずはDAWで打ち込みをすることによるメリットは、あらゆる編集が非常に細部まで細かく、しかも簡単に、素早くする事が出来る点です。

色々な機材が進化してきた今日ですが、やはりパソコンの操作性に敵うものは無いのです。まずディスプレイが大きいのでページを移動しなくても様々な操作が行えます。最近の機材はどんどんディスプレイが大きくなってきているとはいえ、パソコンのモニターには及びません。

そしてパソコンでなら非常に直感的に一瞬で終わるマウスポインターによるクリックやドラッグ&ドロップなどの操作も、マウスという偉大なコントローラーが使えない機材ではかなり面倒な操作をしなくてはならない場合が多いです。

(マウスやトラックボールが使えるサンプラーとかあるんでしょうか。ありそうなので調べておきます)

 

次はデメリットです。

DAWはあらゆる音楽ジャンルに対応する事が出来、どんな編集でも楽々こなす、最強の音楽制作ツールです。それってつまりDAW最高って事じゃんと思ってしまいますが、それがそうでも無いのです。

ある程度DAWを使ってきた方なら分かるかと思いますが、DAWで打ち込みでは、出来ることの幅が広すぎて逆に何もできなるという現象が起こりやすいのです!

DAWのメイン画面を前に「何か曲を作ろう」と考えている段階というのは、芸術家が「何か凄いものを作ろう」と考えている段階くらい具体性の無いもので、絵画にするのか彫像にするのかすらも決定できていない段階となります。

 

まとめ

DAWソフトを立ち上げて、曲の根幹となるメロやコード進行を練るのはオススメしません。自分のやっている事が非常に客観的に見直す事が出来てしまうが故に、全てがありきたりに見えてしまったりします。

ちょっとというかかなりサンプラーの話からは外れましたが、次はサンプラーでの打ち込みの利点やロマンポイントなどを書きたいと思っています!

 

それでは!

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