こんにちは。
今回は先日のサンプラーでの打ち込みに関しての記事の続きです。
先日の記事で、DAWでの打ち込みは出来る事が幅広いが、自由度が高い故に自分のビジョンがかなりハッキリしていないと作業に行き詰まる可能性が高いというような事を書いたと思います。
サンプラーは修行あるのみ
それではいよいよサンプラーでの打ち込みについてですが、ハッキリ言ってコレがめちゃくちゃやり辛いんです。
まず、最近は大きめの物が搭載されたモデルも多いようですが大抵はとてもディスプレイが小さいので、ちょっとした編集をするのにもどこかしらのボタンを押したりしてページを切り替えなければならず非常に面倒です。
そしてサンプラーの操作面の大半は演奏用のパッドが敷き詰められているので、それ以外のボタンは小さい上に数が少ない事が多いです。そうなると、どうしてもシフトキーを押しながらの操作が増えますので、覚える事が更に多くなります。
ディスプレイとボタンの少なさを操作の複雑さでカバーしなければならず、集中してやっていないと全く作業が進みません。
これらの操作はやっていくうちに何も考えなくても出来るようになってくるので、慣れない内はサンプラー使いとしての修行期間と思って耐え抜きましょう(笑)
で、なんかいい事ないの?
結局、サンプラーでの打ち込みって何もいい事ないの?って話になると思います。
あるにはあります!(笑)
サンプラーの内臓シーケンサーは細かい編集はできないので、アバウトにトラックメイキングを進めていくしか無くなります。それが意外に良いんです!
無駄な機能が一切なく(というか必要最低限の機能しかなく)できる事が限られているので、細かいところが気にならずに意外に作業を進めやすかったりします。
パソコンを立ち上げてDAWソフトを起動する前に、作ろうとしている曲の粗方のイメージを固めるような使い方をするのであれば全然アリだと思います。
曲を作る際にピアノやギター等の自分の得意な楽器で大体のメロやコード進行を決める人が殆どかと思いますが、感覚としてはそれに近いです。
あとは、膝の上に収まるようなサイズのものが多いので、パソコンよりも手軽に作業に入る事ができるというのも意外に重要です。
まとめ
サンプラーの魅力やロマンを文章で伝えることの難しさをひしひしと感じております。
とにかく膝の上に乗せて使いまくってみると分かりますわ!!
MPC1000のあの絶妙なサイズ感と重さが最高なんです。あの中に自分の選りすぐったサンプルが溜め込んであり、なおかつ単体でデモまで作れる…もうMPCが可愛くてしょうがないです。あの小さい筐体を膝に乗せた瞬間からトラックメイキングが始まると思うと、今でもワクワクします。
いまいちまとまりませんが、今日はこの辺で。
それでは!