みなさんスチームパンクってご存知ですか?船が空を飛んでいたり、ネジだらけの服を着ていたりするレトロな雰囲気が魅力のファンタジーです。ゲームや映画でけっこうでてきたりしますね。こういった世界観にぴったりのBGMのつくり方をご紹介します。
スチームパンクって何?
スチームパンク風の曲を作りたい時は、スチームパンクのコンセプトを知っておくことが大切です。
スチームパンクの世界は、『昔の人が夢見た未来』です。現在では、高層ビルが立ち並び、車がビュンビュン道を走って飛行機が空を飛んでいます。
ですが、昔の人はこのようになるとは想像していなかったんです。プロペラのついた飛行船が空を飛び回り、蒸気を応用した複雑で美しい機械が町を埋め尽くすことを想像していました。
この昔の人が考えたSFの世界観がスチームパンクなんです。
スチームパンク風BGMの作り方
スチームパンクは前述した通り、レトロな世界と機械的な未来が融合した産物です。この事実をそのままBGMに当てはめていくとそれっぽい曲が作れます。
1.古楽やバロック音楽を作る。
スチームパンクは中世ヨーロッパの世界が色濃く反映されているので、アーリーミュージックや古楽など、原始的なクラシック音楽を主体に作ります。(これがレトロな部分)
2.ビートや機械音を入れる。
どこか懐かしい様なノスタルジーなクラシック音楽ができたら、ビートや機械音をたくさん入れて、一気にスチームパンク感を出します。ビートを鉄や蒸気などの効果音で自分で作ってみるのもおすすめです。(フューチャーな部分)
参考にできる スチームパンクな作品
1.FINAL FANTAGY 9
ファイナルファンタジー9はまさにスチームパンクの世界です。誰も見たことのないどこかなつかしい未来が描かれています。
2.天空の城ラピュタ
パズーやシータが着ているファッションや、飛行船ゴリアテはまさにスチームパンクそのものです。
3.スチームボーイ
作中に出てくる歯車の描写はスチームパンクならではです。
4.ライラの冒険
物語のキーとなる羅針盤やアナログのコンピューターはスチームパンクの世界観を表現しています。
スチームパンクの音楽的解釈は人によって異なるので、こういった作品に使われているBGMを参考にするのもおすすめです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?スチームパンクは音楽に留まらずファッションやイラストなど様々な方面で人気のあるカテゴリーです。興味のある方は色々調べてみると面白い発見があると思います!