DTM・宅録で始める音楽ライフ。

現役の音楽クリエイターがDTMや宅録の基礎や作曲方法を紹介するブログ

サウンドクリエイターの音源審査を通過する方法!!

サウンドクリエイターという職種をご存知でしょうか?サウンドクリエイターとは普通のサラリーマンでありながら曲を作り続けることができる何とも夢のあるお仕事です。

僕はもともとサウンドクリエイターを目指していましたが、内定に至らずフリーで活動する道を選びました。ただ、サウンドクリエイターとして働いている講師の監修のもと、音源自体は何度か通ることができたので、音源審査を通過させるために必要なことをご紹介します。

人気の職種なので狭き門ではありますが、挑戦する価値は大いにあります。

音源審査を通過しやすい曲の特徴

1.色んなジャンルの曲を送る。

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サウンドクリエイターは要望された曲を1人で作らなければならないので、幅広く曲を書ける人材が求められます。たいてい応募は2.3曲のデモ音源を用意する形になるので、なるべく違ったジャンルの曲を作る様にしましょう。

また、ゲーム関係のサウンドクリエイターを目指す人はオーケストラ音源を必ずいれた方がいいと思います。需要の多いジャンルなので。

2.オリジナリティを出す。

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新卒募集の場合、少々ミックスが甘くてもオリジナリティがあれば伸び代を見て雇ってくれることがあるようです。自分にしか作れない唯一無二の楽曲制作を心がけましょう。例えば、普段誰も使わない様なコード進行や転調をしてみたり、DTMでしか作れない楽器編成の曲を作ってみたり。音楽の創造は無限大です。既存曲に囚われないアイデアを絞り出してください。

3.ブラッシュアップをとことんやる。

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デモ音源を聞くのは現場で働いているクリエイターです。詰めが甘い作り方をするとすぐにバレてしまいます。ドラムの打ち込みは甘くないか、どこかに新しいメロディを詰められないか、テンポを揺らして表現力を高められないか、あらゆる視点から音源を何度も聞いて作り直しましょう。どれだけ1曲にアイデアを詰め込めるかが勝負だと思って下さい。

4.映像を意識した曲を作る。

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サウンドクリエイターの作る音楽は主役ではありません。ゲームであれパチンコであれ、まず映像があり、その映像を盛り上げるための手段の1つが音楽です。デモ音源の応募欄にどんなシーンの音源を作ればいいのか記載がなかった場合、自分である程度シーンを想像して音楽を作ってみましょう。曲の解説に自分がどういったシーンを想定して曲を作ったのかを記載しておくといいと思います。経験上こういった作業をした方が書類審査を通過しやすかった様に思います。

とにかく応募しよう!

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同じ音源でも、審査が通るか通らないかは会社によってバラバラです。例えば僕の場合、パチンコの中小企業には落ちましたが、同じ曲で大手のゲーム会社に審査が通ったこともあります。

捨てる神あれば拾う神ありです。自分の納得行く音楽が作れたら、会社を選ばず全ての企業に出しましょう!

また、サウンドクリエイターは入ることこそ難しいですが、福利厚生の悪い会社であっても受かったら飛び込むことをおすすめします。一度でも働いた経験があれば、経験者として応募の幅を広げることができるからです。基本的にサラリーマンなので、寝ても覚めても曲作り。武者修行にはもってこいの環境です!興味のある方はぜひ挑戦してみて下さい。

 

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