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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その3 Oasis - The Shock Of The Lightning

 

takuroq.hatenablog.com

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こんにちは。

本日はオアシス解散前、最後のアルバムとなった『Dig Out Your Soul』の中でも個人的に好きな曲、『The Shock Of The Lightning』のコード進行をご紹介していきます。

 

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

takuroq.hatenablog.com

Oasis - The Shock Of The Lightning

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オアシスというバンドを知らない人でも、オアシスの曲を一度は聞いた事があると思います。Live ForeverWhateverDon't Look Back in AngerLyla』等、数え切れない程の名曲を生み出してきたバンドです。興味があったら今日紹介する曲以外の曲も是非聴いてみて下さい。超オススメバンドです!

オアシスは仲の非常に悪いギャラガー兄弟を中心として活動していたバンドで、主に弟のリアム・ギャラガーがボーカル、そして兄のノエル・ギャラガーは作曲とギターを担当しています。兄のノエルがボーカルを担当することもあり、Don't Look Back in Anger』などはノエルが歌っています。

個人的には歌声はやはりリアムの方が好きなので(ノエルの方が歌唱力はあると思います)、ノエルが作曲してリアムが歌う、というのが最強だったかなと思います。

 

今日紹介する『The Shock Of The Lightning』は邦画(確か怪人二十面相)で使われた曲でもあるので、もしかしたら聞き覚えがある方もいるかもしれません。

この曲は僕が持っているオアシスのイメージというか、性格や雰囲気のようなもの(なんというか、不遜な感じ?)が良く出ている曲だと思っていて、オアシスの数ある名曲の中でも良く聴いている曲の一つです。勿論、オアシス=不遜じゃないですよ!(笑)

 

Ⅰ - Ⅰm - Ⅰ - Ⅰm - Ⅰ - Ⅰm - Ⅴ♯△7 - Ⅵ♯

このコード進行はこの曲の冒頭部分から最後まで繰り返し使われているものです。

このコード進行の特徴としては、同主調のコードが非常に多く使われている事です。というよりは、実質キーのダイアトニックコードは一つしか使われていません。ダイアトニックコードが一つしか使われておらず、それ以外は同主調のコードであるにも関わらず、この曲のキーが同主調側に取って代わられられないのは、やはりコード進行の始まりのコードの影響力はかなり強い為です。

 

同主調のコードを使うと独特のフワフワとした雰囲気の曲になりますが、この曲の場合にはアレンジがストレートなロックになっているので、独特の(不遜な?)雰囲気が出ているのでしょう。

ちなみに、この曲の間奏(ドラムソロの後に一瞬ギターソロになるところ)はめちゃくちゃカッコいいので、一聴の価値アリです!

 

同主調転調について詳しく知りたい場合には過去記事をご覧下さい。

 

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それでは!

 

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