こんにちは。
最近記事の更新時間が遅くなってしまって申し訳ないです。
今日は一時期は一大ムーブメントを巻き起こしたと言っても過言ではない、初音ミクの千本桜のコード進行を見ていきましょう!
黒うさP - 千本桜
歌詞とメロディーを入力すると可愛い声でそれを歌ってくれるソフト『ボーカロイド』の一種である初音ミクが発売されたのは確か2007年くらいだったかと思います。発売されていきなり大ヒットしたのか徐々に知名度を上げて行ったのかは分かりませんが、僕が知った頃には既に色々な曲が出揃っていたと思います。
僕が学生だった当時はバイト代は全て機材や楽器に費やすというかなり意識が高い機材オタクぶりを発揮していただけはあって、初音ミクが発売される前から存在していたメイコと言うボーカロイド(これの絵は初音ミクと比べると比較的地味)の存在は知っていました。
そして、「メイコの時は対して騒がれていなかったのに、声をアニメ寄りにして絵も更にアニメ寄りにしただけでここまで流行るとはな。ホント気持ち悪いわ○ね。」と言うくらいには思っていて、正直あまり初音ミクが好きではありませんでした。今となってはすっかりオープンな存在となり市民権を得たオタク文化ですが、一昔前はそうでは無かった為、初音ミクを聴いている=オタク=気持ち悪い、というイメージは確実にありました。俺もそう思っていました。すんません。
数年後にバイトしていたお店の店内BGMでこの千本桜が流れ始めた時には「キモオタ共がここまで侵食して来やがったか…」と思ったものですが、一度聴いただけでこの千本桜のカッコ良さは分かりました。確かにカッコいい。それからはそこまでの初音ミクに対しての嫌悪感は薄れましたが、最近の中高生の間での初音ミクの浸透度には流石に驚いています(笑)
思い出話が長くなりましたが、今回はこの曲のサビのコード進行をご紹介いたします。
ディグリーネームやダイアトニックコードに関してよくわからないという方はこちらの記事をお読みください。
(Ⅵm - Ⅳ - Ⅴ - Ⅰ)×3 - Ⅳ - Ⅲm - Ⅳ - Ⅴ
見てもらえば分かる通り、ダイアトニックコードのみで構成されたシンプルなコード進行です。特に特筆すべき点はありませんが、やはり千本桜のような『カッコいい系』の曲は必ずと行っていいほどⅥm始まりのコード進行やⅣ始まりのコード進行が使われています。この曲のイントロはⅣ始まりのコード進行です。
まとめ
コード進行が凝っていてかっこいい曲も勿論沢山ありますが、世の中の名曲とされている曲というのはそこまで複雑なコード進行のものは多くないと思います。コード進行が凝っているかということと良い曲かということは別問題なわけですね。コード進行は音楽の下地でしかないということは忘れずに、自分が知っている限りの技をサクッと盛り込んで行くくらいの気持ちでコード進行作りをした方が、曲作りのスピードは上がると思います。