ニコニコ動画で大人気の『歌ってみた』ですが、今ではボーカロイドを凌ぐほどの人気っぷりです。歌ってみたの投稿を続けて有名になった人もいれば、歌手デビューしてしまう人もいたりします。今やプロのミュージシャンになるための1つの登竜門とも言えるでしょう。
この記事では、歌ってみたを始めるにあたって最低限必要な機材をまとめて見ました。
1.パソコン
今ではMTRの様な多重録音機を使うのではなく、パソコンを使って録音をすることがほとんどです。安くてもかまわないので1台もっておきましょう。ちなみにMac製品の場合、録音するためのアプリがデフォルトで入っているので、簡易的な歌ってみたをやるなら次に紹介するDAWソフトが必要ありません。
2.DAWソフト
DAWソフトとは、カラオケ音源と自分が録音した音をミックスするパソコン用ソフトです。歌の録音自体も基本的にこのDAWソフトを使って行います。
おすすめのDAWソフトについてはこちらの記事をどうぞ。
3.マイク
マイクにはダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類が存在します。ダイナミックマイクは耐久性が強く録音もしやすいので初心者におすすめです。コンデンサーマイクは単純に言えばダイナミックマイクよりもきれいな音で録音ができます。ただし周りの小さな音も拾ってしまうので録音環境に注意しなければならないのと、湿気に弱いので丁寧に保管する必要があります。初めて買うならダイナミックマイクです。
おすすめの商品はSM58です。安価でありながら、プロの現場でも使われている超定番モデルです。スイッチがついているものとそうでないものがありますが、録音やライブのみに使用するならスイッチは特になくて大丈夫です。
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マイクについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
4.オーディオインターフェース
オーディオインターフェースとは、マイクとパソコンをつなぐ機械です。これがないとマイクで録音した自分の声を電子信号に変えることができないのでパソコンでの録音ができません。様々な種類が売られていますが、初めはマイク端子のついた安いもので大丈夫です。くわしく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
5.モニターヘッドホン
ボーカルの録音をする時、カラオケ音源を聞きながら録らなければならないので必要になります。なるべくフラットなヘッドホンがおすすめです。おすすめのヘッドホンはこちらの記事をどうぞ。
6.そのほかあると便利なもの
ポップガード
歌を歌うときに出る吐息をガードするものです。ダイナミックマイクでしたらなくても大丈夫ですが、コンデンサーマイクの場合細かい音も確実に拾うため必ず必要になります。
マイクスタンド
マイクを持って歌う場合必要ありませんが、歌詞を見ながら歌いたい時などに便利です。ポップガードをとりつける時にスタンドがないと不便なので何かとあった方がいいと思います。ちなみにスタンドもコンデンサーマイクの場合必ず必要になります。
マイクプリアンプ
マイクとオーディオインターフェースの間に挟むことで音質をよくすることができます。具体的には、EQによる音質の変化、コンプレッサーによる音の均一化、特殊効果などです。ただこういったミックス作業はDAWソフト上でもできるのですぐに必要だと思わなくて問題ないと思います。