ハロウィン系の曲はダイアトニックコードを外れまくっていたりするので僕はすごい苦手というか作るのに時間がかかってました。
とりあえず参考音源を聞きながら作っていて気づいたんですが、、、
ハロウィン系の音楽ってだいたい全部似てる!!
よく聞くとコード進行だけでなく上物のメロディとかもだいたい似てます。
ということで今回の記事では『こうすればハロウィンっぽくなる!』っていう法則とオリジナリティを出す方法をご紹介します。
コード進行
まずコード進行ですが、ハロウィンの怪しい雰囲気ってメロディが半音で動いてるところにあります。
なのでそれに見合ったコード進行が役に立ちます。その進行は僕の中で2つです。
1.マイナーコードのクリシェ
クリシェとはコードをならしてから1度や5度など1音だけ半音ずつ上昇したり下降したりするフレーズです。
例えばCの場合、
ドミソ→ドミソ♯→ドミラ
みたいに5度だけ上昇したり、
ドミソ→シミソ→シ♯ミソ
みたいに1度だけ下降したりする進行です。
これをメジャーコードでやるとサンバ感がすごく出ますが、マイナーコードでやるとハロウィン感が出せます!
2.展開コードで半音ずつ動く
ディミニッシュやスケールを外れたコードを使いながらきれいに半音ずつ下降したり上昇したりするとハロウィンっぽい怪しさが出せます。クリシェとの違いは5度や1度など1音だけ上げ下げせず、コード全体的に動くイメージです。
正解はないのでいろいろコードを試してみて感覚でやれるのが1番かなと思います。
僕なりにやってみたコード進行をいくつかご紹介します。
- Ⅰm→Ⅴ7→Ⅰm→Ⅴm
- Ⅰm→ⅤⅠm→Ⅰm
- Ⅰm→Ⅴ→Ⅵ♯m→Ⅵ
などなど。ここは幅が効かせられるので色々試してオリジナリティを出してみて下さい。
ハロウィンで使われる音色
クラリネット
クラリネットは捉え方によってはかなりおかしな音色にも聞こえるのでハロウィンではよく使われます。ホラーテイストの曲に使うとおどけた感じがでるんです。イメージ的にはサイコパスのピエロみたいな。
チューバ
曲の表の拍子にスタッカートでブッ!!とならすとそれっぽくなります。足踏みっぽいイメージで打ち込むとマーチ行進曲らしい雰囲気になって雰囲気出せます。
チェレスタ
絶対といっていいぐらいハロウィン系の音楽に入ってます。コードをバラして弾くだけでハロウィンになります。不思議な感じがすごい出るんですよね。映画ハリー・ポッターでもよく鳴ってます。
テルミン
オバケが動く時の効果音としてよく使われるテルミン。もちろんハロウィンでも大活躍です!
オリジナリティを出す方法
以上の基礎を踏まえて、音色を変えてオリジナリティを出していきましょう。
- ロック風→ディストーションギター
- ピコピコ風→かわいいシンセ音
- レトロ風→フルオーケストラ
こんな感じで自分らしさを表せる音色を多用していくといいと思います☆
ロック!!
テクノ!!
マーチ風!!
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