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X JAPANの凄さを分析してみる

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今の若い世代の人はあまり馴染みがないかもしれませんが、僕の時代はX一色でした。Xを聞いてメタル中毒になった人やバンドを始めた人はたくさんいると思います。

僕自身も今でこそあまり聞かなくなってしまいましたが、Xがきっかけで音楽にのめり込む人生に転身しました。

ふとなぜにこんなにまでハマったのか疑問に感じたので、分析してみます。

X JAPANにハマる理由

ドラマティック

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なんでハマるかってやっぱり感動です!もう鳥肌立つぐらいかっこよくないと人生を音楽に捧げようなんて考えないでしょう。

Xはとにかく大げさにドラマスティックなスタイルをとっています。ライブではドラムが息切らしながらぶっ倒れ、ボーカルが恥ずかしげもなく『愛してるぜー!』と叫び、ギターは遠くの人にもよく見えるように大振りすぎるパフォーマンスをします。見た目が奇抜すぎるところに目がいきがちですが、本当にどハマりするのってこういうパフォーマンスに心打たれちゃうからじゃないかなと思います。ライブビデオ見るとファンがマジ泣きしてます。

メタルの爆発力

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いつもランキングに入ってるようなポップスは一度聞くと飽きちゃったりすることがあるんですが、メタルは音そのものに中毒性があります。すごいスピードで16ビート叩くので『速ぇー!』ってなってトランス状態になります。また他のジャンルと比べて抜群に音圧がある音楽なので、単純に迫力があります。この爆発力を材料にクラシカルな泣きのメロディをのせたことでより感動を煽ることになったんじゃないかと思います。

YOSHIKIの経営力

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このへんはフリーで働くようになって気づいたことですが、YOSHIKIのマネージメント力が半端じゃなかったのもけっこう重要なんじゃないかと思います。特に初期のプロモーション活動たるや壮絶です。ロックバンドというプライドを捨てて露出するためにバラエティ番組に出てみたり、無料で何千枚って数のCDを配ったりと他のバンドができない様な過酷な下積みをこなしてたみたいです。どんなに良い音楽やってても聞いてもらえなければ意味がないっていうのがよく分かってたんだなーと思います。

なにげにすごいメンバーが揃ってる

偶然なのか仕込んだことなのかは謎ですが、メンバーの技術力とセンスがズバ抜けていいなあと思います。

コンポーザーであるYOSHIKIはもちろんのこと、今は亡きhideも個人で活動して大成功を収めてますし、TAIJIアンダーグラウンドで洋楽顔負けのセンスのある音楽やってました。ちなみにhideは奇抜すぎてあのマリリンマンソンに『前座をやらせてくれ』と懇願されたことがあるそうな。

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日本人で初期のようなダミ声でハイトーン出せるボーカルもいなかったですし。初期のXのTOSHIはLIKIN PARKのチェスターみたいなかっこいい声出してます。

こういうのも伝説のロックバンドっていう肩書きに貢献してる気がします。

まとめ

なんやかんやでYOSHIKIの作曲センスに比重がある気はしますが、色んなことが重なって超ビッグバンドになってるんじゃないかと思ってます!久々に聞いてたらまたハマりそうです!

WE ARE X!!!

 

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