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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その38 クラムボン - バイタルサイン

 

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JP

 

こんにちは。

本日はクラムボンの『バイタルサイン』のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


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また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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クラムボン - バイタルサイン

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本日はクラムボンの『バイタルサイン』です。動画で自分が持っているのと同じコルグのシンセが写っていて、かなりテンションが上がりました(笑)

クラムボンはピアノボーカル、ベース、ドラムスからなるスリーピースバンドです。ピアノを中心とした自然派のサウンドが特徴的なバンドで、オシャレさや格好良さ、聴きやすさを兼ね備えたバンドなんじゃないかと思います。

動画でめっちゃ暴れてるベーシストはコンポーザーとしても活躍しているようです。作曲者の欄で良く名前を見かけます。

カバーアルバムも出していて、結構面白いです。フィッシュマンズのナイトクルージングとかはオリジナルよりも聴きやすかったので、オリジナルよりも寧ろカバーの方をたくさん聴いた気がします。

 

本日はバイタルサインのコード進行をご紹介いたします。同じコード進行を繰り返していますので、全体のコード進行です。

 

(Ⅳ) - (Ⅴ) - (Ⅵm) - (Ⅰ)

カッコ内が1小節とお考えください。

シンプルなⅣ度始まりのコード進行ですが、その上に訴えかけるエモさと、シンプルなアレンジの中で光るピアノリフ、ドラムの疾走感とが組み合わさってコード進行のシンプルさを感じさせません。シンプルなコード進行であればあるほどにアレンジには気を配っていかなければ、恐ろしく素人くさくなります。こういった進行でそのまんまギターのコードストロークを入れたりするのは、あまりオススメしません。

根底のコード進行やアヴォイドノートを意識しつつ、ウワモノを2〜3個積み重ねれば十分に豪華なアレンジは出来上がりますので、音を増やすすぎないという部分も重要だと思います。あと、コード進行そのものに工夫がない場合には敢えてコードストロークをアレンジに取り入れる意味は薄いので、最後の最後にボリューム不足を感じる事がない以上は使う必要はないと思います。

 

 

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