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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その44 Beatles - Yesterday

 

takuroq.hatenablog.com

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こんにちは、菅野です。

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前回のビートルズの記事が時間が無くあまりしっかり書けなかったので、不完全燃焼の感がありました。リベンジという訳ではありませんが、あれではビートルズに申し訳ないので(笑)もう一曲ご紹介させていただきます。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


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また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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Beatles - Yesterday

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今日はビートルズに詳しくない人でもほぼ知っているであろう(ビートルズにあまり興味がない僕が知ってるくらいですから…)超名曲中の名曲、『Yesterday』のコード進行をご紹介いたします。

前回の『Strawberry Fields Forever』はジョン・レノンによって作曲された曲でしたが、この『Yesterday』はポール・マッカートニーによる作曲です。僕のイメージではジョン・レノン=天才肌(ちょっと変な曲を作る)、ポール・マッカートニー=実力派(普通にいい曲を作る)というイメージなのですが、間違っていないでしょうか(笑)ついでに僕は断然ポール派です。『Let It Be』も好きなので…

 

関係がない話になりますが、真心ブラザーズの『拝啓、ジョンレノン』という曲はご存知ですか?歌詞の内容がジョン・レノンを冒涜しているとして怒った人たちがいたみたいですが、僕はこの曲を聞いてジョン・レノンに対する深い愛を感じましたがねえ…

ここでは再生できませんが、良い曲なので興味があったら是非聴いてみてください。

 

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(Ⅰ) - (Ⅶm7 - Ⅲ7) - (Ⅵm - Ⅵm/Ⅴ) - (Ⅳ - Ⅴ7) - (Ⅰ - Ⅰ/Ⅶ) - (Ⅵm - Ⅱ7) - (Ⅳ - Ⅰ)

見辛いですが、カッコ内が1小節だと御考えください。

歌い出しのコード進行です。非ダイアトニックコードには色を付けておきました。

このコード進行を見て特徴的だと思ったのは、ベースの音を移動させるタイミングです(分数コードのタイミング)。コード自体は変わっていなくてもベースを移動させるだけで体感的にはコードチェンジをしたように聞こえるので、コードは変えないまでも間延び感を解消したいという場合には使える手法です。

逆に、分数コードはなくても曲は成立するので、この曲のギターを弾きたいが分数コードを弾くのが難しいという場合には省略して弾いてしまっても良いと思います。

 

 

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