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初心者必見!初めてのマイクの選び方

Aston Microphones AST-ORIGIN Aston Origin コンデンサーマイク

こんばんは、スガノです。

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本日は、これからボーカルやギターなどの録音をしてみたい方向けの、マイク選びに関する記事になります。タイトルでも直前の文章でもマイク選びと申し上げましたが、簡単に言うと「しのごの言わずにコレ買っとけって!間違いないから!」と言う感じの記事になりますので、選びとは言っても選択肢はそんなにありません。三択くらいです(笑)

 

楽器でもスピーカーでもヘッドフォンでもケーブルでも車でもバイクでも自転車でも、値段が高いものは桁外れに高いですよね。それはマイクも同様です。

値段が高ければ高いほど性能が良いと言うのは概ね間違いではないと思いますが、値段が上がれば上がるほど値段による性能の違いは微々たるものになっていきます。分かりやすく言うと、20万円のギターと30万円のギターの違いより、1万円のギターと3万円のギターの違いの方が遥かに顕著だと言う事です。マイクでも、まあだいたいそんな感じです。

サンプルレート44.1kHzと192kHzの音の違いも分からない僕が言う事ですので、信じるか信じないかは読んでくださっている方に判断を委ねますが、30万円のマイクで録った音と3万円のマイクで録った音のどっちが良い音だったかなんて僕には分かりませんでした(同じセッティングで同じ音を録り比べた訳でもないので、そもそも比較はできないのですが…)。

何が言いたいかと言うと、つまり個人で購入するマイクはコンデンサーマイクでもせいぜい数万円のもので超充分って事です!そんな高いの買う必要ないですよ。まあ金が余ってるなら買えば良いですけど、「あのマイクさえあればああいう音になる」みたいな期待はほぼ確実に裏切られます。ネット上にはこれまたマイクの音の違いが分かるプロ並みの耳の持ち主がうじゃうじゃいらっしゃるようですが、その人たちに付き合ってたら金がいくらあっても足りません。

 

って事で前置きが長くなりましたが、わたくしスガノ個人的にオススメのマイクをズバリ紹介していきます。

 

SHURE SM-57

SHURE ダイナミック マイクロフォン SM57-LCE 【国内正規品】

普通はマイクと言ったらまずSHURE SM-58を紹介するべきでしょうが、私的にはこのSM-57がオススメでございます。ゴッパチはスタジオやライブハウスで使うボーカルマイクの世界標準として恐らく世界で一番活躍しているマイクですが、エレキギターやスネアドラムなどの楽器の音を拾うのはやや苦手です。このSM-57はエレキギターやスネアドラムなどの録音に良く使われるマイクですが、ロック系のボーカルの録音やライブでも普通に使われます。ゴッパチより、やや幅広く使える印象です。上位機種のBETA57というものもあります。

低音は苦手なので、タムやベース、バスドラムなどの音は苦手です。また金物(シンバルやハイハット)の録音もかなり厳しいと思います。

ロック系のボーカル、エレキギター、スネアドラムだったらSM-57と覚えておきましょう!一本は持っとくといいと思いますよ!!

 

ちなみに、ゴッパチより見た目がカッコいいというのもかなりポイントです。ゴッパチとか、ドラえもんの手にしか見えなくてダサいんすよね…そのくせ何も持てません。正直これが9割。

 

SHURE ダイナミック マイクロフォン SM58-LCE 【国内正規品】 夢をかなえてドラえもん

 

ASTON ORIGIN

Aston Microphones AST-ORIGIN Aston Origin コンデンサーマイク

 

こちらのマイクは、アストンというイギリスの新しい会社のコンデンサーマイクです。上位機種もあります。

本来デリケートであるはずのコンデンサーマイクですが、このORIGINは床に落としても大丈夫なほど頑丈とのこと。僕もこのマイクをボーカルとドラム(アンビマイク)の録音で使ってみましたが、音は普通に問題ないです。良い音で録れました。

ポップガード内蔵とのことですが、ボーカル録音をしてみたらポップノイズは普通にガッツリ入ったので、これはあまり信用しない方がいいと思います(笑)

僕はなんでも丈夫なものが好きなので、今はこれがイチオシコンデンサーマイクです。

 

ポップスやバラード系のボーカル、ピアノ(ピアノの場合には二本欲しい…)、アコースティックギター、管楽器、シンバル等、非常に幅広く利用できるマイクで、しかも頑丈。いいですねえ(笑)

 

あと、他のコンデンサーマイク同様、湿気には弱いはずなので、その辺だけは気を使ってあげた方が良いかもしれませんね。まあ僕は気にしませんが(笑)

 

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