DTM・宅録で始める音楽ライフ。

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【DTM】ブルースの作り方を解説!!

ブルースはもともとアフリカ系アメリカ人から作られたジャンルです!聞けば一発で分かると思います。

こんな感じ↓

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古い音楽ですが、今でも親しまれているのはセッションしやすいからだと思います。自分の持ち味を存分に発揮できるので楽器やっている人は最終的にブルースに落ち着く人も多いみたいです。数々のヒーローを生んだのもブルースですし、ロック等激しい音楽のルーツもブルースです。けっこう偉大なんですブルース。

本日はブルースについてDTMの作り方をご紹介します。

楽器について

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基本的にはドラムとベース、ピアノかギターがあればすぐにそれっぽい曲は作れます。特にリズムに決まりはないので、速いテンポでビバップ風に弾いてもいいですし、ゆったりとしたバラードにしても渋くて素敵です。

跳ねるも跳ねないもその場の雰囲気で変わるので、まさになんでもありなジャンルですね!

コード進行について

コード進行には決まりがあります。

KEYをCだとして。↓

C F C C

 

F F C C

G F C G

こんな感じの12小節のフレーズになります。よりブルースっぽさを出したい場合は、全てセブンスコードに変えてみて下さい。グッと渋くなります。

 

スケールについて

ピアノやギターがメインのアドリブを弾くことが多いのですが、基本的にペンタトニックスケールを弾けばそれっぽい音になります。

ペンタトニックは、キーがCだとすると、ファとシの音を抜いたドレミソラの5音を使うスケールです。

もっとブルージーなかっこいいソロを打ち込みたい場合は、ブルーノートというブルース用のスケールを使いましょう!!

ブルーノートは、ペンタトニックに第3、5、7音を半音下げた音を足したスケールです。Cならミ♭、ソ♭、シ♭ですね。この音を足すだけでかなりブルースっぽくなります!

ブルースは発展させられる!!

自由度が高いのでブルースをマスターしていると色々なジャンルにチャレンジできます。

速いフレーズでギターを歪ませればロックンロールになりますし、ナインスやツーファイブなどコードを複雑にして行けばどんどんジャズっぽくなっていきます。コードをばらしてバンジョーなどでアルペジオを打ち込めばカントリーにも化けちゃいます。ぜひ色々な曲に役立ててみて下さい!

アドリブの練習に最適!!

ちなみにピアノやギター、サックスなどリード楽器をやっている人はブルースでアドリブ練習をするのがおすすめです。幅が広がると思うし何より楽しいです!

こんな音源も転がっているので興味のある方はチャレンジしてみて下さい!

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