こんにちは!
自宅でギターを録音する時はほとんどの人がアンプシミュレーターを使ってライン録りしていると思います。
やはりその際に感じるのはデジタルくささですよね。この記事では自宅でもアンプからの音を録音する方法をご紹介します。うまく録れればウォーミーなアナログ感満載のギターサウンドを録れます!
アンプから録音するおすすめのマイク
プロの現場でも、一般的に直アンプを録音する時はshureのSM58を使うことがほとんどです。
SHURE ダイナミックマイク SM58-LCE 【国内正規品】
ボーカル専用のマイクとして定番モデルのマイクですが、アンプのマイキングでも定番です。
また、マイクをこれから購入する方はスタンドも忘れないようにしましょう。アンプの直録りなら小さいスタンドが安くて便利です。
KC 卓上マイクスタンド MDS-1500/BK ブラック (マイクホルダー付)
マイクとアンプの距離
マイクとアンプの距離は、近づけるほど音がはっきりと聞こえ、遠ざけるほど音像がぼやけていきます。
基本的に3〜5cm程度マイクを離して録るのが一般的です。
30cmぐらい話すとかなり音がぼやけてきます。
こう聞くと近づける方が絶対いいと思いますが、音像がぼやけるとギターの音が曲に馴染みやすくなるというメリットもあります。
実際に録音して色々な距離を試してからお気に入りの場所を決めるのがおすすめです。
マイクの位置
音を狙うマイクの位置は、主に3パターンに分けられます。
1.センター狙い
スピーカーのど真ん中にマイクを向ける場合です。アンプのスピーカーは真ん中に行くほど高域がしっかり出る構造になっているので、センターを狙うとジャキジャキした歯切れのいい音になります。
2.サイド狙い
アンプの端を狙って録音するケースがこちら。センターとは逆に低域が強調されるので太くてウォーミーな音質が得られます。
3.横からセンター狙い
アンプの端にマイクを置き、センターに向ける方法です。この録音の仕方は高域と低域をバランスよく録音できるのでセンターとサイド狙いの中間的な音になると思って下さい。
オフマイクについて
オフマイクとは、部屋の空気感を録音することです。無指向性のコンデンサーマイクを使って部屋鳴りを同時に録音します。アンプから1、2m離れて録音するのがおすすめです。
ただ、オフマイクに関しては個人的に宅録においてはあまり必要がないと思います。
まず家ではスタジオの様な大音量が出せないためオフマイクの良さをあまり活かせません。またミックスも位相を意識しなければならないためけっこう難しかったりします。思うようなクオリティが得られない可能性があります。
以上がマイキングのご紹介になります。納得いく音が得られない方はこの機会に試してみてはいかがでしょうか。