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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その82 Blur - Beetlebum

 

takuroq.hatenablog.com

Beetlebum

 

こんにちは、スガノです。

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毎クール、ちょっと気になるアニメは録画しておいて最終回を迎えてから全部まとめて見たり、結局見ないまま消したりするのが三ヶ月ごとの習慣になっているのですが、前期?かその前の期にやっていた賭ケグルイというアニメを軽い気持ちで1話みてみたら思いの外面白くて、最終回までまとめて見てしまいました。

あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので大まかに書くとすれば、何故か賭け事がめちゃくちゃ強い女子高生が、これまた何故か賭け事の強さこそが全ての高校でイカサマを暴きまくって勝ちまくる(常勝ではなくたまには負ける)というアニメです。

このアニメを見ていて、僕は『羊たちの沈黙』シリーズを見ている時のような感覚に陥りました。最初は何だか恐ろしげなレクター博士も、慣れてくると段々と怖さよりも頼もしさが勝ってきて、最終的には「レクター博士、アイツどうやって処します?ああ、それを…そうして…あーそうきたかー!」という風に、主人公であるジャバメユメコ(漢字が分からない)がどうやって敵を処していくかを楽しむアニメとなっております。個人的には、もう一周くらい見たいくらいにはあります(笑)

 

アニメの話は置いておいて、本日はBlurの『Beetlebum』のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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Blur - Beetlebum

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ブラーの曲は久々の登場ですね。個人的にはこの曲が入っている5枚目(確か…)のアルバムがブラーのアルバムの中では一番好きです。僕はやはり、多少インディー感のある音の方が好きなようです。

 

今日紹介するのはこの曲のサビのコード進行です。

 

(Ⅰ) - (Ⅶm) - (Ⅵm) - (Ⅳ) - (Ⅵm) - (Ⅳ) - (Ⅳm)

カッコ内が1小節だとお考えください。

ダイアトニックコード以外のものには色をつけました。青くなっているのは同主調のコードです。

2小節目のⅦmはダイアトニックコードではありませんが、特にこれといった意図はないでしょう。ダイアトニックでは7番目の和音はⅦm7-5ですが、ギターでフラットファイブのコードを抑えるのは少し面倒なので、押さえ方が単純なマイナートライアドになるケースが多いです。

最後に出てくるサブドミナントマイナーによってこの曲の色気がかなり増していますね。こういったコードがこういうわざとらしくない登場の仕方をすると、「効かせてきてんな〜」と思ってしまったりします。僕だけでしょうか(笑)

 

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