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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その89 The Ting Tings - Great DJ

 

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We Started Nothing

 

こんにちは、スガノです。

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本日はThe Ting Tingsの『Great DJ』のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


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また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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The Ting Tings - Great DJ

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ティンティンズのこの曲はCMやら映画やらで色々と使われているみたいです。確か何かの音楽番組で紹介されているのを見て知ったんだったと思います。なんか変な曲だなーと思ったのですが、シンプルで特徴があって勢いもあってカッコいいと思ったので覚えていました。うまく言い表せませんが、CD音源なんかは特にブリティッシュな雰囲気の音作りですよね(笑)まあジャケットのイメージもあるでしょうが…

 

こういうカジュアルな雰囲気のバンド編成で男女が一緒に歌っている曲って、なんか良いんですよね。この曲は全く関係ないですがギターベイダーという日本のバンドのスーパーブラザーズという曲とかまさにソレです。

 

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久々に聴くとコレもかっこいいな〜(笑)この曲はジェットセットラジオという昔のゲームで使われていた曲で、ドリキャスをやっていた当時の僕は独特の世界観に基づいて選曲されたこのゲームの音楽達の虜になったもんです…

 

まあそれはさておき、今日は『Great DJ』のイントロとAメロで使われているコード進行をご紹介いたします。

 

(Ⅰ) - (Ⅰaug)

カッコ内が1小節とお考えください。

オーギュメントはⅠとセットで使われることが多いコードですが、このコード進行に至ってはこの2つのコードを往復するのみです。結果的にオーギュメントコードを頻発することになり、どことなく印象的な雰囲気になっている訳ですね。

ついでに、サビはⅠと同主調のコードである♭Ⅶを往復するコード進行となります。こちらもまた、同主調のコードが頻出することになるのでフワフワ感倍増という訳です。

 

 

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