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自主制作音源を聴いてもらうには。キーはエロ動画(かもしれない) アマチュア(もとい馬の骨)に対する現実は厳しいの巻

こんにちは、スガノです。

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前回の記事(2日前)は「自称同人音楽サークルのプロモツイートを見かけて疑問に思った」話だけで終わってしまいました、今回は真面目に「自主制作CDを聴いてもらうには」という事をテーマに考えていきたいと思います。書く前から言い訳がましくなってしまい悔しいところではありますが、僕自身は自主制作CDを作ったことはないので、あくまで考察です。

 

僕は以前、1つのサービスとして自主制作CDの委託販売も請け負っている(CDの販売がメインではない)店で働いていたことがあります。そもそもCDを買いに足を運ぶようなお店ではないので、委託販売コーナーの売れ行き自体も半年に1枚売れるかどうかという程度でした。ただ、それ以前に、CDが売れないのには明確な理由があったように思います。値段が高かったのです。ある程度弁えてると思われる人でも3曲500円だとか、うろ覚えですが3〜4曲で1000円なんていうのもあったと思います。

 

逆の立場になって考えてみればすぐに分かることですが、どこの馬の骨とも分からない素人のバンドやアーティストのCDを、500円や1000円で買うやつなんていないのです。それが分からんかったんかな?僕が知っている限り、結局買って行ったのは親族や知り合いだけでした。

委託販売CDの下限額が確か200円でしたが、それでも高い。例え20曲入りで1年間かけて作ったCDだとしても、200円だったら売れないと思います。少なくとも俺は買わない。200円あるんだったらもうチョイ足してツタヤで一流のアーティストのCDをレンタルします。

 

どこの馬の骨とも分からない素人の音源なんて聴いてくれるほど、世間の人々は暇ではありません。彼らは、テレビを見たり、飲み屋に行ったり、ゲームをしたりと、限りなくクォリティを望めない音楽を聴くことよりも重要なことで忙しいのです。

 

そんな忙しい方々に貴重な時間を割いて自分らの音楽を聴いていただこうという訳なのに、どうして500円とか1000円とかいう値段を付けてしまうのか。逆にこっちが金払って聴いてもらうくらいの気持ちに切り替えた方が良いと思います。バンドであればライブハウスでライブをやって、自分らが呼んだお客さんだけじゃなく他のバンドを見に来たお客さんにもタダでCDを配るとか、ソロやユニットであれば路上ライブで配りまくるとか…とにかく最初のうちはCDを売って制作費の元を取ろうとか儲けようなんてことは考えない方が良いと思いますよ。知らんけど。

 

直接「僕らこんな音楽やってます!良かったら聴いてください!」とタダでCDを渡されたら、僕だったら開始10秒くらいは聴いてあげるかもしれません。まあ実際のところ、みんなそんなもんだと思いますよ。僕だって朝ドラ見たりとか、ゲームとかしないといけなくて忙しいんで、そんな素人の作ったCDを一曲4分もの長きに渡って聴いているほど暇ではないのです。

 

長くなってしまいました。エロ動画登場前ですが、ここで一旦切ります。

タメにもならんしつまらん記事で申し訳ないですが、もう一回書きます。

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