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曲のクオリティアップ!!オブリガートをつけてみよう!!

こんにちは!

今日は曲のクオリティをあげるのに役立つオブリガートについてお話します。

オブリガートって何?

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オブリガートとは、副旋律のことを言います。具体的には主旋律が曲のメロディだとして、もう一つ伏線としてメロディを作ることです。

例えばバンド演奏でボーカルがメロディ(主旋律)を弾いている時に、ストリングス系が後ろで別のメロディを奏でたりしていることがあります。あのストリングスがオブリガートですね。

もともとクラシックから来た言葉だったのですが、ポップス等でも使われることが多く、作曲してる人たちの間では『オブリもうちょっと控えた方が良くない?』とか言ったりするぐらいメジャーな言葉です。


ギター・ コード・オブリガード①~Guitar Chord Obbligato


↑の動画はギターでコードを弾いている合間に入れるメロディです。とにかく伴奏がメロディを奏でたらオブリガートと呼んでしまう傾向もある為、その使用法は多岐に渡るのです!!

曲にオブリガートを入れてみよう!!

オブリガートが何たるかが掴めたら実際に自分の曲にオブリガートをどんどん入れてみましょう。

コツは主旋律のメロディも鳴らしながらオブリガートを弾くことです。

こうすることで、主旋律とメロディがぶつかることもないですし、うまく行くと良い所でハモってくれたりとミラクルもあって楽しいです!!

いくつかオブリガートの例を紹介します。

1.違う音色を使ってハモる。

これも立派なオブリガートです。3度や5度で他の音色を控えめにならすとグッとメロディが引き立ちます。

2.メロディの切れ目にオブリガートを入れる。

主旋律が途切れた時にオブリガートを入れる奏法です。ギターやピアノなど伴奏をしながらメロディも弾ける楽器はこういったオブリガートがハマります!

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3.メロディと全く異なるオブリガートを入れる。

主旋律との対比を強く意識づけるために、主旋メロディと逆のことをします。主旋の音の数が多ければ白玉で伸ばす系のメロディを伏線に使用したり、上下移動の少ない主旋には、逆に音が飛び跳ねる様なメロディや音色を選んでみたり。

この手法を使うと曲のイメージが良くも悪くもかなり変わるので、マンネリ気味のミュージシャンはぜひ試してみて下さい。

 

最後に

いかがでしたか?作った曲がうすっぺらく感じてしまったり、ベースがしっかり鳴っているのに重厚感がないと感じた時はぜひオブリガートを意識してみて下さい。

相乗効果で色々なアイデアが生まれるので曲作りもより楽しくなると思います☆

 

それでは!!

 



 

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