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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その34 Massive Attack - Teardrop

 

takuroq.hatenablog.com

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本日はマッシブアタックの『Teardrop』のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

takuroq.hatenablog.com

 

Massive Attack - Teardrop

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本日はマッシブアタックの『Teardrop』です。

皆さんはマッシブアタックはご存知ですか?僕もそこまで詳しくは知らないのですが、トリップホップというヒップホップの亜種のようなジャンル(詳しい人が読んだら怒るかも…?)の先駆けのようなアーティストで、ちなみにイギリスのアーティストです。

トリップホップというジャンル名自体を知ったのは最近なのですが、『Mezzanine(メザニーン)』というアルバムだけはかなり前にどハマりして結構聴いていました。アルバム全体を通して、非常にスローテンポな曲で構成されており、僕の中では世界一ヘヴィーなアルバムです。とにかく重厚。それでていて聴いていて心地よかったり、かっこよかったり。とにかく名盤中の名盤だと思いますので、ぜひ一度聴いてみてください。

ついでに、その時に他のアルバムも何枚かは聴いてみたのですが、そちらはいまいちピンときませんでした(笑)

 

今回紹介する『Teardrop』はメザニーンの中でも聴きやすい曲です。これからマッシブアタックを聴き始める方には一番オススメの曲ですし、コード進行も参考になりそうなものだったのでこの曲を選びました。

歌い始めのコード進行をご紹介いたします。

 

(Ⅰadd9) - (♭Ⅶ) - (Ⅴ) - (Ⅰadd9) - (♭Ⅵ) - (♭Ⅶ) - (Ⅰadd9)

かっこ内が1小節とお考えください。

最初の4小節のコード進行が基本のコード進行で、後ろの紫色のコード進行は歌が一旦終わる際に登場します。

 

今回は同主調のコードが使われたコード進行ですね。比較的シンプルなコード進行ですが、同主調のコードが持つ独特の浮遊感と、グルーヴィで重厚なアレンジ、静かな女性ボーカルが組み合わさって神秘的な雰囲気すらありますよね。

 

ちなみに、マッシブアタックは音楽ユニットなので、ボーカルは毎曲変わります。毎回この女性ボーカルが歌っている訳ではないので悪しからず。

 

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Teardrop (Tribute to Massive Attack)

 

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