作曲編曲ギター入れのお仕事をしております。自分が実際に伸び悩んだ時期に改善した点をまとめて解説します。
ギターが上手くならない人の共通点を5つにまとめました。
1.メトロノームを使わない
弾きたいけど弾けないフレーズがある場合、地道ですが自分がきれいに弾けるギリギリのテンポでメトロノームを使い何度も繰り返し練習することが大切です。
- 繰り返し間違えずに10回連続で弾けたらテンポを1あげる
これを繰り返すことで驚くほど上達します。
メトロノームはリズムキープの練習に使うことが多いですが、何度も同じフレーズを強制的に弾き続けさせられることに大きなメリットがあります。
なかなかの苦行ですが10分やるだけで驚くほど上達するので伸び悩んでいる人はぜひ一度試してみてください。
2.弾けない問題点を自ら探さない
弾けていない部分がどこなのかを細かく探す癖をつけない限り、何度同じフレーズを練習しても上達しません。
例えば、「なんでこのフレーズを弾けないのだろう」と注意深く考えながら練習をすると
「ここのアウトサイドピッキングがもたつくのか」
「ここの小指が早く動かないのか」
なんてことがわかってきます。
原因が分かれば出来ていないところだけを重点的に繰り返し練習をすることでフレーズ自体が弾けるようになります。
3.ハードルが高すぎる
極端ですが、ギターソロを初めて弾くような人が速弾きにあこがれていきなり挑戦しても高い確率で挫折します。
自分が弾けない曲で、練習すればなんとかなりそうな曲を探すようにすると練習が楽しくなり上達します。
また、練習曲を探す際に自分の好きな曲にすることも大切です。
「この曲かっこいいなー、頑張って練習すれば弾けそうなんだよなー」
と思える曲を探すのがおすすめです。練習曲を探す行為自体も楽しくなります。
4.情熱がない
やる気がないではなく情熱がないです。
「〇〇のアーティストが大好きでどうしても弾けるようになりたい!!」
という人って案外短期間でギターが弾けてしまったりしていませんか?
ギターを始める動機の中にものすごい感動や衝撃を受けている人は上達が早いです。
「指を動かす運動に買ってみた。」
「何か特技が欲しいので始めて見た。」
という人は一度情熱を掻き立てられるギタリスト(こんなギターが弾ける様になりたいと心から思える人)を探してみるのも上達する近道になるはずです。
5.毎日ギターに触れていない
僕の実体験です。
1日10時間練習して1週間ギターを弾かないより、
1日20分練習して毎日ギターを弾き続ける方が上達します。
ギターは弾かなければ腕がどんどん鈍っていくので、時間がない人は5分でもいいので毎日ギターに触ることをおすすめします。
- TVを見ながらピッキングだけする。
- ベッドの近くにギターを置いておき、寝る前に少しコードをさらう。
こんな感じでもいいので毎日ギターに触る習慣を身につけるのがおすすめです。
ギターをケースにしまっている人はギタースタンドを買って部屋に飾っておくといいと思います。すぐ手に取れるだけでなく、ギターが目に入ることでやる気が出ます。
まとめ
以上の5つに注意してギターの練習を続ければほとんどの人がレベルアップできると思います!コツコツ練習することは必要ですが、習慣化してしまえば案外楽かもしれません。
最短でスキルを身に付けたい場合はギター教室やオンラインレッスンなどで講師に直接習うのもおすすめです!
自分が通ってきたところで失敗した点やつまずきやすい点などを教えてもらえるのと、正しい弾き方を教えてもらえるので自分一人で練習するよりも早くレベルアップできると思います。
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