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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その6 星野源 - 夢の外へ

 takuroq.hatenablog.com

 

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こんにちは。

本日は今や俳優としてもシンガーソングライターとしても大人気となった星野源の『夢の外へ』のコード進行をご紹介いたします。

星野源くるりの様なちょっと親しみやすい部分が有りながらも、曲のコード進行は非常に切り替えが早く作りが凝っており、おしゃれな雰囲気も併せ持っていますよね。おしゃれな曲というのは基本的にラグジュアリーな雰囲気を持っているものですが、星野源の場合にはそこに親しみやすさが加わったというところが大ブレイクの要因だったのかもしれません。

 

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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星野源 - 夢の外へ

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この『夢の外へ』という曲は僕の記憶が正しければ化粧品か何かのCMで使われていた曲だったかと思います。CMで少し聞いて良い曲だと思ったので調べてCDを買いに行った記憶があります。

かなりコードの切り替わりが早いので、カッコ内()が1小節と考えてください。見づらくて申し訳ないです。まずはサビの頭の4小節から見ていきましょう!

 

(Ⅰ - Ⅲm7) - (Ⅵm7 - Ⅰ7) - (Ⅳm7 - Ⅲm7) - (Ⅴm7 - Ⅰ7)

まず1小節目は特筆すべき点はありませんね、普通にダイアトニックコード内の進行です。

2小節めの2つめのコードは次の小節の頭のコードへスムーズに繋げるためにメジャーコードからドミナントセブンスに変更してあります。セブンスにすることによって次の小説との繋がりがドミナントモーションになる訳です。

3小節目の1つ目のコードは、ご存知の同主調のコードで、この場合にはサブドミナントマイナー呼んだりします。Ⅳ度の和音は普通はメジャーコードですが、マイナーにすることが良くある、とだけ覚えておきましょう。

4小節目のコードは2つともダイアトニックコードではありません。このコード進行は以前の記事でも紹介させていただいたのを覚えていますでしょうか。Ⅴ度の和音をマイナーコードに、そしてⅠ度の和音をドミナントセブンスにすることで、ツーファイブを作っています。そしてこの進行の後には必ずと行って良いほどⅣ度の和音が来ます。この進行からⅣ度の和音に繋げると、ツーファイブからドミナントモーションへと繋がることになります。逆に言えばⅣに繋げるためのコード進行と言ってしまって過言ではありません。

 

(Ⅳ△7 - Ⅲ7) - (Ⅴm7 - ♯Ⅴdim - Ⅵm7) - (Ⅱm7 - Ⅰ onⅢ - Ⅳ - Ⅴ)

この進行はサビの後半のコード進行です。「この世は光〜」の部分です。

1小節目の2個目の和音はお馴染みのⅢ7ですね。とりあえずぶっこんどけば良い曲になる魔法のコードです(笑)

この進行で一番のポイントは2小節目のディミニッシュというコードだと思います。ディミニッシュコードとは4つの音を全て短3度の間隔で重ねた超気持ち悪いコードです。全音で上がったり下がったりするコード進行の間のクッション材的な使われ方をする場合が多く、これもⅢ7と同様、お手軽に小慣れたコード進行を構築することが出来るようになる魔法のコードです。是非覚えておきましょう。この曲の場合にはⅤm7(ついでにこれも非ダイアトニックコード)とⅥm7の間の半音を埋める形で使われています。

3小節目は一拍ごとにコードが変わります。分数コードを使ってベースの音が順番に上がっていくように工夫されていますね。

 

まとめ

今回は少し長くなってしまいましたが、濃い内容になったんではないでしょうか。星野源の曲はこういった小技が大量投入されていますので、皆さんも是非コードを調べて見てください。勉強になります。

 

それでは!

 

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