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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その26 Radiohead - Karma Police

 

takuroq.hatenablog.com

 

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本日はレディオヘッドの『Karma Police』のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

takuroq.hatenablog.com

 

Radiohead - Karma Police

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レディオヘッドは特別に好きなバンドという訳でもなく、いつも聴いているという訳でも全く無いのですが、三枚目(多分…)のアルバムである『OKコンピューター』の完成度は恐ろしく高いと思っています。体感ではその後に出たアルバム『キッドA』の方が認知度が高い気がしますが、僕はバンドサウンドが好きなので断然OKコンピューター派です。キッドAは少しバンドサウンドから離れます。

 

前置きは既にしてありますが、OKコンピューターはいつも聴いていたいと思わせるアルバムでは無いです(っていうかまあレディへはそういうの多いんですけど…)。真っ白い白黒写真の街並みのどこか薄気味悪いジャケットが表す通り、陰鬱な雰囲気を纏ったアルバムなのです。こんなのいつも聴いている人は、ちょっと心に闇を抱えているに違いありません。

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ただ、コード進行やアレンジ、ボーカルの個性が凄まじく、ただならぬアルバムであることは聴けばすぐに理解できると思います(笑)音楽なんて、ほとんどのものが既に2番煎じと化しているのが現状ですが、そんな中でもこのアルバムは圧倒的な『個』を保っているのです。

 

「レディへ最高だからオススメ!」ってな雰囲気のバンドでは無いのですが、普通の音楽は聴きすぎて飽きてきたという方は聴いてみると面白いと思います。

 

今日は『Karma Police』のサビ?のコード進行をご紹介します。「This is what you get」の所です。

 

Ⅳ - Ⅴ - Ⅰ -

この部分だけでいうと、ダイアトニック以外のコードが出てくるのは4小節目のみです。本来はマイナーセブンフラットファイブであるⅦ度の和音を普通のメジャーコードに変更してあり、構成音が2つ変わることになるので曲中でもはっきりと抵抗感を感じます。ここの部分のピアノのオブリが、いい感じに匂ってます(笑)

ついでにAメロからサビに入った時点で転調しています。Aメロの時点で転調先のコードも多用されているのが、滑らかな転調の秘密では無いかと思います。予め転調先のコードを使っておくことで、知らぬ間に耳が次の調に慣れてくるという訳ですね。トム・ヨークがそのつもりで曲を作ったかは分かりませんが…

 

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