こんにちは、スガノです。
先日から引いている風邪が見事悪化しております。喉がめちゃくちゃ痛い。次の休みには病院に行かなくては…
本日はエレファントカシマシの『今宵の月のように』のコード進行をご紹介いたします。
ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。
また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。
エレファントカシマシ - 今宵の月のように
10年前にはエレカシを聴いている友達に「おいそんなオッサンが聞くような音楽を聴いてるんじゃ無い」とか言っていた気がするのですが(ウコンの力のCMソングにもなっていた『俺たちの明日』のイメージが強すぎた…あれは紛れもなくおっさんが聴く曲)、最近になって妙にエレカシがしっくり来始めてしまっているような気がします。いつの間にかエレカシ適齢期を迎えていたようです。
『俺たちの明日』の方もいい曲なのでぜひ聴いてみてください。40歳くらいの人には刺さるんじゃ無いかな〜知らんけど(笑)
それにしてもボーカルの歌声の力強さは凄いですね。ハスキーボイスって言うんでしょうか。ライブではそうでも無いですが音源だと和田アキ子の声に聞こえたりします。
今日は『今宵の月のように』の歌い出し(サビ)のコード進行をご紹介いたします。
(Ⅰ) - (Ⅲ7) - (Ⅵm) - (Ⅰ7) - (Ⅳ - Ⅴ) - (Ⅲ7 - Ⅵm) - (Ⅱ7) - (Ⅴ)
カッコ内が1小節と御考えください。
いつも通り、非ダイアトニックコードには色をつけておきました。
2小節目と6小節目に登場するのは、おなじみのⅢ7ですね。何度でも書きますが、Ⅲ7はとりあえず使っておけばいい曲っぽく聴こえてしまう(こう書くと数々の名曲に失礼ですが…)魔法のコードです。特にⅠ始まりのコード進行との相性は抜群ですので、皆さんも遠慮なく使っていきましょう。
4小節目のⅠ7はⅣへの引きを強くするドミナントモーションを作るためのコードです。Ⅰ7が来たら次のコードはほぼⅣです。Ⅳへの導入として使える手法です。
後半に出てくるⅡ7に関してもⅠ7と似たような使い方だと思います。前のⅥmからのツーファイブと考えることも出来ますし、Ⅴへ続くドミナントモーションを作ったと考えることも出来ます。
あ〜喉痛い。