こんにちは。
本日はパフュームやきゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースで有名な中田ヤスタカが元々やっていたテクノユニット、カプセルの『Hello』のコード進行をご紹介します。
ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。
また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。
Capsule - Hello
カプセルの存在を知っている人はパフュームやきゃりーぱみゅぱみゅを知っている人よりも格段に少ないと思います。中田ヤスタカが元々やっていたテクノユニットがこのカプセルらしいです。相変わらずアーティストそのものに関しては疎いので、その辺はウィキペディアを参照してください(笑)
カプセルの曲で一番有名なのはこの『Hello』という曲だと思います。これは携帯電話のCMで起用された楽曲で、おそらく聞き覚えのある人もいるんじゃないでしょうか。
この曲以外だと、ダフトパンクの曲とビースティーボーイズの曲と吉幾三の曲とカプセルの曲の4曲をマッシュアップして作られた曲が結構有名です。その曲もカッコいいので動画を貼っておきます。吉幾三以外は普通にそれぞれ好きなアーティストだったので、個人的にはかなりアツいです(笑)
イクゾロジック(笑)ダフトパンクのテクノロジックから文字っています。
ダフトパンクがこの中に入ってるのって、冒頭のPVのパロディーやりたかっただけでは?と思いいつも笑ってしまいます。
中田ヤスタカの作る曲はメロやコードがキャッチーだというだけでなく、音作りの面でもコダワリが感じられます。特にキックの音は独特で、僕も真似して似たようなキックを作るために色々な音を混ぜてキックの音を作ったものです。
(Ⅳ△7 - Ⅲm7) - (Ⅵm7 - Ⅰ onⅤ) - (Ⅳ△7 - ♭Ⅶ△7) - (Ⅴ - Ⅰ△7)
カッコ内を1小節とお考えください。
ダイアトニックコードのメジャーセブンスとマイナーセブンスを中心とした癖のないコード進行です。
3小節目にダイアトニックコード外のコードが登場します。何の違和感も感じさせることなくこのコードを使うことが出来るのは、キーがCだと考えた場合に、♭Ⅶ△7はB♭△7となり、B♭△7は非常に近いキーであるキーF(キーCに♭が一つ付くだけ)のⅣ△7と考えることが出来るためです。ちょっと分かりづらいですが、調合1つ違いのキーのコードだから使ってもそこまで違和感が無い、と覚えておきましょう。