こんにちは。
本日は相対性理論の『四角革命』のコード進行をご紹介いたします。
ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。
また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。
相対性理論 - 四角革命
相対性理論というのは勿論、アインシュタインのアレではありません。相対性理論というバンド名です。最初は「変なバンド名を付けたもんだな」と思っていましたが、慣れると気にならなくなります(笑)バンド名や曲のタイトル、歌詞に対する独特のセンスはこのバンドの大きな特徴の1つとなっています。
もう1つのこのバンドの特徴といえばやはり、ボーカルのやくしまるえつこの歌声でしょう。骨太なバンドアレンジと淡々としたウィスパーボイスの組み合わせは、僕の中では斬新でした。ウィスパーボイスは普通は静かな曲で使われる歌唱法だと思っていたので…あのウィスパーボイスがライブでもバンドサウンドに埋もれることがないのかどうかは謎です。どこで読んだか忘れましたが、「やくしまるえつこの声は、大きくはないが驚くほど遠くまで通る」みたいな事が雑誌か何かに載っていた気がしますので、案外ウィスパーボイスと見せかけて声量は普通に出ているのかもしれませんね。
今回ご紹介する『四角革命』という曲もそうなのですが、相対性理論の曲ではコリコリとしたクリーントーンのギターが良く使われます。硬派なアレンジのドラムとベースの上のコリコリの気持ち良さと言ったら…コリコリギターは是非オススメしたいギターアレンジの1つです。個人的には一発録りにこだわらずにシンプルなフレーズをオーバーダビングしていくアレンジがオススメです。
それでは『四角革命』のサビのコード進行をご紹介いたします。
(Ⅳ) - (Ⅴ) - (Ⅲm) - (Ⅵm)
カッコ内が1小節と御考えください。
サビのコード自体は非常にシンプルです。実際にはギターのフレーズの中にテンションの音が使われている為、そこまでシンプルなアレンジには聴こえません。相対性理論の曲はサビでⅣ始まりのコード進行になるものが非常に多いです。このバンドを支えているのはⅣ始まりコード進行と言っても過言ではありません(笑)
ついでに、サビで転調します。転調に際しては特に細工はされておらず、いきなり転調パターンです。はい、コムテツ転調です。