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読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その58 くるり - 虹

 

takuroq.hatenablog.com

 

虹

 

こんにちは、スガノです。

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僕は雨が降っていても意地でも傘はさしません。台風や余程の大雨であれば止むを得ず傘をさして出かけたりはしますが、シトシトと降っている程度ではさしません。大きな理由があるわけでは無く面倒臭いからというだけなのですが、僕は傘をさすのがかなり下手らしく傘をさしても結局は色々な部分が濡れるのでもう割り切ってしまったという感じです。

普段は自転車やバイクで移動することが多いのも原因かもしれません。常にレインコートを携帯しているので、いざという時には着れるという安心感があります。まあそれでも、シトシト降っているくらいだったらレインコートも着ないんですが…(笑)

さすがに仕事に向かう時にはある程度濡れないように配慮していきますが、帰り道は雨が降っていても全く意に介しませんね。帰ってすぐに洗濯とシャワーを浴びれば良いだけです。どちらが原因でどちらが結果なのか分かりませんが、そのせいか僕はかばんから上着から防水性の高いものばかりです。防水性があるから傘をささないのか、傘をささないから防水性のあるものを揃えているのか。

 

ま、どうでも良い話はさておき、今日は久々にくるりの曲のコード進行をご紹介いたします。

ディグリーネームやダイアトニックコードに関してまだ分からないという方は、まずこちらの記事をお読みください。

 


takuroq.hatenablog.com

 

また、音楽理論に関して基礎から詳しく学びたいという方はこちらの記事をどうぞ。みっちりあります(笑)一応まだ終わってません。続きはそのうち書きます。

 

 

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くるり - 虹

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くるりの曲を紹介するのは久しぶりですね。くるりはコード進行やメロ、アレンジだけでなく、歌詞のはめ方、音作りに関しても一目も二目も置けるオススメのバンドです。この『虹』という曲は初期の曲なので比較的普通のバンドアレンジとなっていますが、テクノを取り入れた曲やオーケストラと共演している曲もあります。

 

それでは早速『虹』のサビのコード進行をご紹介いたします。「錆びた線路ぎわ 涙枯れた六地蔵」の部分です。

 

(Ⅳ - Ⅴ - ♯Ⅴdim - Ⅵm) - (♭Ⅶ - Ⅴ)

カッコ内が1小節と御考えください。この曲は12/8拍子と考えています。

この曲はサビの部分で畳み掛けるようにコードチェンジが繰り返され、盛り上がりが作られています。

まずこのコード進行で使われているのは、僕が半音上(もしくは半音下)ディミニッシュと読んでいるものです。今なっているコードから全音上もしくは全音下のコードに移動する際に間に半音のディミニッシュを挟むというものです。赤く色をつけた部分です。まあやってみれば分かると思いますが、手軽にこなれ感を演出できます(笑)

2小節目の♭Ⅶは同主調のコードです。この曲はAメロでも同主調のコードを多用しています。

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