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DTM・宅録で始める音楽ライフ。

現役の音楽クリエイターが初心者向けにDTM・宅録の基礎や作曲方法を紹介するブログ

読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その4 くるり - LV30

 

takuroq.hatenablog.com

 

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こんにちは。

本日は僕が大好きなバンド、くるりの『LV30』という曲のコード進行をご紹介します。

僕が通っていた専門学校の講師たちが口を揃えて絶賛していたのがくるりというバンドでした。共感しやすい(ちょっと情けないくらいの)歌詞や、気取らない雰囲気の歌唱スタイルにも好感が持てますが、勿論くるりの魅力はそういった部分だけではありません。コード進行やメロディーは勿論のこと、録音や音作りなどのサウンド面でも非常に水準が高いバンドだと思っています。

くるりは僕も大好きなので今後も何曲か登場するかもしれません。

 

くるり - LV30

www.youtube.com

 

このLV30(レベル30)という曲が歌っているのが、ゲームの話であることはかなり明確です。いち作曲家であり、いちゲーマーである自分としてはアツいテーマの曲ではあります(笑)勿論歌詞だけではなく、サウンド面、コード進行においても非常に面白い曲なのでこの曲を選びました。

エレクトリックドラム調のスネアや、不規則なハイハット、突如挿入されるディストーションギターリフ、音程外れのシタールシタールかどうかは不明。それっぽい楽器です)など、サウンド面ではセンスを感じさせるアレンジとなっていて、超スローテンポな曲でありながら聴いていて飽きのこない曲だと思います。

 

Ⅰadd9 - ♭Ⅲ△7 - ♭Ⅶadd9 - Ⅵm add11

この曲でメインで使われているコード進行は上記のものです。add9(アドナインス)というのは、そのコードにナインスの音を足すという意味です。アドイレブンスなるものが存在するかは正直分かりませんが、Ⅵmにイレブンスを足すとこの曲っぽくなります。

もしかすると楽譜等には分数コードで表記してあるものもあるかと思いますが、おそらくそちらの方が演奏上分かりやすいからで、少なくとも音楽理論の話をするのであれば分数コードはなるべく使わない方が話が明確になると思いましたので、この書き方にしました(あと♭Ⅲ△7をⅠadd9 on♭Ⅲとかくと、Ⅰadd9の長三度の音がぶつかる気がします)。

 

この曲も前回に紹介したオアシスの曲と同様、色分けしたコードが同主調のコードとなっています。この曲はオアシスの『The Shock Of The Lightning』とは違い音圧感のあるロックなアレンジでは無いので、ふわふわとした浮遊感のある雰囲気の曲に仕上がっていますね。

 

まとめ

同主調転調は音圧感のあるアレンジよりも、今日の『LV30』のように空間を感じさせるアレンジのポップスや、静かなピアノソロ等で活躍する手法だと思います。

バンドサウンドにおすすめのドラム音源

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DTMバンドっぽい音楽をやりたい場合、まず優先して購入すべきなのがドラム音源です。いい音源を使うだけで劇的に曲がかっこよくなります。

なぜドラム音源!?

ギターやベースなど、様々なプラグインソフトが販売されているなか、なぜドラム音源を買うべきかと申しますと、ドラムの録音がめちゃくちゃ大変だからです。

ギターやベースは家でラインを通せば簡単に録音できますが、ドラムはスタジオに行ってマイクを何本も立てて録音しなければなりません。しかもレコーディングの知識がない場合、きれいに録ることはほぼ不可能です。

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また、リズム隊の音が良いとバンド全体のサウンドがよく聞こえます。ドラムはローからハイまで曲の全帯域をカバーしているので、良いドラム音源を使うことはそのまま曲のクオリティの向上につながります。

内臓音源じゃダメなの?

もともとDTMにはドラムをならすソフト音源が内臓されていますが、リアルさが全然足りません。実際の生ドラムを収録した音源と比べると、打ち込み感が強くベタ打ちの原因になります。

仮にドラムの打ち込みがかなり上手い人でも、音のヌケが良くないのであまりメリハリをつけることができません。

ドラムの打ち込みが苦手な初心者こそ有料のドラム音源を買っておくべきです。

おすすめのドラム音源

1.Addictive Drums 2(アディクティブドラムス)

XLN Audio Addictive Drums 2 ソフトウェアドラム音源 スタンドアローン / VST / AU / AAX対応

通称AD(エーディー)と呼ばれる超有名プラグインです。生ドラムを録音するより音がきれいだと評判なので、プロの現場でも使われていたりします。

ちなみにSONER(シーケンサー)には付属でついてきます!

youtu.be

2.Superior Drummer(スーペリアドラマー)

Toontrack ◆ SUPERIOR DRUMMER 2.0 ◆ドラム音源ノンパッケージ/ダウンロード形式『並行輸入品』

僕はずっとこれを使ってます。音がクリアできれいです。強弱の幅が広いので表現力は文句なしにつけやすいですね。スネアは色々な音色がありますが、他は少なめ。これはデメリットだと思うんですが僕の場合あまり音作りに迷わなくていいので全然メリットです。笑

youtu.be

3.EZ DRUMMER(イージードラマー)

EZ DRUMMER 2

 

SuperiorやADには少し劣る印象ですが、とにかく操作が簡単です。内臓音源と比べると全然音は良くなるので、初心者の方はこちらがおすすめです。あまり説明を見ずとも直感的に打ち込めます!

ちなみにSuperiorは前提としてEZ DRUMMERが必要になります。

youtu.be

まとめ

他にもたくさんのドラム音源がありますが、上記にあげた3つのドラム音源はどれも持っていて損がありません。

バンドで一山当てたい人にもおすすめです。レコーディングってエンジニアに頼むと数十万かかってしまうので。

なるべく自宅でプロクオリティの音源を作っちゃいましょう☆

読むだけで作曲の幅が広がる!名曲から学ぶコード分析その3 Oasis - The Shock Of The Lightning

 

takuroq.hatenablog.com

 

こんにちは。

本日はオアシス解散前、最後のアルバムとなった『Dig Out Your Soul』の中でも個人的に好きな曲、『The Shock Of The Lightning』のコード進行をご紹介していきます。

 

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オアシスというバンドを知らない人でも、オアシスの曲を一度は聞いた事があると思います。Live ForeverWhateverDon't Look Back in AngerLyla』等、数え切れない程の名曲を生み出してきたバンドです。興味があったら今日紹介する曲以外の曲も是非聴いてみて下さい。超オススメバンドです!

オアシスは仲の非常に悪いギャラガー兄弟を中心として活動していたバンドで、主に弟のリアム・ギャラガーがボーカル、そして兄のノエル・ギャラガーは作曲とギターを担当しています。兄のノエルがボーカルを担当することもあり、Don't Look Back in Anger』などはノエルが歌っています。

個人的には歌声はやはりリアムの方が好きなので(ノエルの方が歌唱力はあると思います)、ノエルが作曲してリアムが歌う、というのが最強だったかなと思います。

 

今日紹介する『The Shock Of The Lightning』は邦画(確か怪人二十面相)で使われた曲でもあるので、もしかしたら聞き覚えがある方もいるかもしれません。

この曲は僕が持っているオアシスのイメージというか、性格や雰囲気のようなもの(なんというか、不遜な感じ?)が良く出ている曲だと思っていて、オアシスの数ある名曲の中でも良く聴いている曲の一つです。勿論、オアシス=不遜じゃないですよ!(笑)

 

Ⅰ - Ⅰm - Ⅰ - Ⅰm - Ⅰ - Ⅰm - Ⅴ♯△7 - Ⅵ♯

このコード進行はこの曲の冒頭部分から最後まで繰り返し使われているものです。

このコード進行の特徴としては、同主調のコードが非常に多く使われている事です。というよりは、実質キーのダイアトニックコードは一つしか使われていません。ダイアトニックコードが一つしか使われておらず、それ以外は同主調のコードであるにも関わらず、この曲のキーが同主調側に取って代わられられないのは、やはりコード進行の始まりのコードの影響力はかなり強い為です。

 

同主調のコードを使うと独特のフワフワとした雰囲気の曲になりますが、この曲の場合にはアレンジがストレートなロックになっているので、独特の(不遜な?)雰囲気が出ているのでしょう。

ちなみに、この曲の間奏(ドラムソロの後に一瞬ギターソロになるところ)はめちゃくちゃカッコいいので、一聴の価値アリです!

 

同主調転調について詳しく知りたい場合には過去記事をご覧下さい。

 

takuroq.hatenablog.com

 

 

それでは!

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